第2話 異世界 島流しの刑
舞台は巨大樹の森の中!!
なぜかクソ女神まで一緒!?
怪物に襲われて失禁するが果たして!!
気がつくと、目の前には葉を広げた無数の巨大樹…とその根元で泣きじゃくっているクソ女神の姿があった。
ここが異世界なのか…
今いるところは森の中、なのだろうか。
前の世界にはもう2度と戻れないと思うと心が締め付けられるようだ。
だけど、大丈夫。ちゃんと覚えてる。
前向きに行こう…!
2度目の人生があるやつなんてそういない!俺は幸せだ!!
そう自分を信じ込ませた。
せっかくの異世界だ、色々見たいな。
でも、まずは…
『おいクソ女神、なんでお前までいるんだ?』
クソ女神は泣きながら
『ぅ…間違えて人殺しちゃった罰だって…天国のクソジジイに言われて…無理やり異世界流しの刑に…されて』
そうかそうか、俺を殺した罪で天国を追放されたか。
『ダハハハハハハ!!!!wザマーミロクソ女神!!!不幸なのはテメーも一緒だァ!!ヒャハハハハ!!!!!』
『んだとテメー!このゴミクソ男が!!お前こそ!この世界で人権が保証されてると思ってんじゃねぇぞ!!!!
ここ魔法の世界だけどオメーは魔法使えねぇからな!!』
『ダハハハ……………は?』
こいつ今とんでもないこと言わなかったか?
え、俺魔法使えないの?確かここって魔力が全ての世界とかクソ女神が言ってたはず…
そんな世界で…魔力なし?
クソ女神がゲっスい顔で
『やーっと状況が飲み込めたようね!魔法の使えないカスのテメーがこの世界で生き残る方法を、そのノミ以下の頭でよぉーく考えな!!』
…考えなくてもわかる。
『女神様ァー!!このバカで未熟な私をその聡明な頭と海より深い慈悲の心でお導きください!!!!』
『仕方ねーなぁ!クソ人間が!!ヒャハハ!ついてこい!』
クソ女神はいつのまにか元気になっていた…。
『それで女神様、今はどちらに向かわれているのですか?』
俺は不器用な敬語しか使えないがカスの機嫌さえとれりゃあそれでいい。
『あ!?んなもん決まってんだろ!街だよ街!!つーか人里だな!』
森を切り裂きガンガン進む女神
『あと言い忘れたがな!この世界の動物ってのは魔力を使うからやたら強い!!出会ったら終わりだ!気ぃつけて歩k…』
女神がそういった瞬間、目の前の茂みから怪物があらわれた。
筋繊維が発光してるクマ…みたいな
ヤバイ!殺される!直感でそう感じた俺は女神の後ろにサッと隠れた、しかし異変に気付く…。
あったかくて臭うこれは…?
女神のやつ失禁してんだけど…ハハ
『逃げろおおおおおおおおおおお!!!』
俺は動かなくなった女神を背負って走る!怪物は…
めっちゃ走ってきよる!!はえーよ!来んなバカ!!!
しかしなぜか追いつかれない、若干だが俺の方が早いきがする…なぜ?
『おい!おもらし女神!テメー魔法使えんじゃねーのかよ!?』
"おもらし"という言葉で正気に戻ったか、
『使えるよ!使えるけど!!ウチ精神に干渉するやつしか使えないの!!しかもポジティブにするやつ限定!!!』
使えねーなこの女神!
『じゃあ!ポジティブにするやつ俺にかけてくれ!!そろそろ走るの辛い!!スゲーの頼む!!!』
女神は頷き俺の頭に手をかざす…!
『行くよ!!とんでもないやつだから気を確かにもってね!!!ハァッ!
バロネス・マカ・マックスエナジー・ビンビン・コブラ!!』
女神の手から、前にも浴びた光線よりさらに眩しい光が発されている!!!
そのまま俺の脳天に直撃!!!!
ヤバイ…
きた…きてる…
下半身から湧き上がり全身へ!
きたきたきたきたきた………キタァァァァ!!!!
『ッシャラァァァァァアアアアアア!!!!!!
あんなクマもどき!!一撃でぶっ飛ばしてやるわァ!!
覚悟しろやぁぁ!!この獣畜生がぁぁぁぁぁぁああ!!!!』
筋肉が異常に膨れ上がるのを感じる…!!右腕だけ!!!
『これが!!俺の!!!全身全霊!!!全力全開!!!!!
この世界ごと吹っ飛べェェェ!!!!!
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
グゥレイテストォナックルゥゥゥ!!!!!!!!!』
ドッカァァァァァァァァン!!!!!
強烈な音と爆風が森の中を駆け巡り!木々を!魔獣を!薙ぎ倒す!!!!
爆風が消え、巻き上げられた砂が収まった頃そこにクマもどきの姿はなかった。
そして俺の意識もそこで途絶えた。
眼が覚めるとそこには女神の顔があった、俺の顔をみて安堵しているようだ。その奥に少しだけ木々が見える…まだ森か。
『あのあと、どうなったんだ?』
と俺が聞くと、
『まず、クマもどきは死んだわ。で、そこらじゅう吹っ飛んじゃって見晴らしが良くなったwそれに、怖がって他の魔獣もよってこないからここは安置ねw
あとね、さっき異世界転生のルールを思い出したの。』
そっかクマもどきは死んだか、よかった。
『ルールってなんだ?もしかしてさっきのと関係あるんか?』
女神は頷き
『ええ、天国のルールだと異世界転生する人には必ず最低一個は何か能力を与えないといけないルールなの。ずっーと昔からね。そして転生者1人に神さま1人がついて見守るんだ。
神様が過保護だったりゲームの世界とかだと、転生者がめちゃくちゃ強くなっちゃったりしてバランス壊しちゃうんだけどw』
そっかそんなルールがあったのか、して疑問がある。それは
『すると、俺についてくれる神様ってのは女神のあんたなんだろ?一体なんの能力をくれたんだ?』
さっきの一撃からして大概予想はつくが一応な。
『それがね〜ウチ適当に選んじゃったんだよね〜wほら、あの時ウチら脳みそ飛んでたじゃん??そんでウチがあんたに授けた能力!それは…』
『それは…?』
『パンパカパンパンパーン!筋肥大〜!!』
…よく意味がわからないな。
『筋肥大ってあれだろ?鍛えたら筋肉が強く大きく再生するっていう、さっきのはそんな可愛いレベルじゃなかったろ?』
『もちろん!ただの筋肉能力じゃないぜ旦那!!その能力はね!体の一部分に限定して力を入れることで!その瞬間その部位だけ通常の何百倍ものパワーを出せる!ってやつなのさ!』
と女神は自信満々に答えた。
そのあと
『まぁ筋肉がめっちゃ大っきくなるから気持ち悪いけどねw能力名は筋肉が大っきくなるからそのまま筋肥大ww』
と余計な一言を添えた。
ふむ、聞く限りじゃ見た目に関して目を瞑れば結構強いんじゃないかこの能力、足に使って大ジャンプ!とかできそうだし…
『意外に応用できそうだし結構使えるんじゃないかこの能力?』
と女神に伝える
『あー…あんた自分の右腕まだ見てないもんね、見てごらん。そんなこと言えなくなるよ。』
…?女神にそう言われて見てみると真っ黒コゲになった俺の右腕が…え…?
『わかったでしょ?その能力の悪いところ。モロに反動うけちゃうのよね〜。今はウチがポジティブ魔法と女神の加護的な何かで治療してるから痛みとか感じないでしょ。離れたら痛みでたぶんあんた死ぬからw離れちゃダメだよ。』
なんてこった…使うたびこんなことになったらとても使い物にならないなゴミ能力じゃんコレ。
でもジャンプで空を飛んでみたいな…
『どうにかならないか?使うたびボロボロになってたら何回転生しても命足りないんだが…』
女神はバカにした顔でこういった、
『そんなもん筋トレしかねーよw受けるダメージ減らすか、力加減調整するとか。
でも心配しなくていい、大丈夫だ!その能力は筋トレ効果を高めるのも含まれてっから!』
魔法の世界で筋トレかぁ…ハハ…でもそれはそれで
『結構おもしろそうだな…!』
『だろ!!一緒に頑張ろうぜ勃起!!!』
『おぅ…!!』
そしてまた俺は眠りに落ちた。
最近エロ禁始めたんですよ、今は2018年6月1日だから今日で7日目なんですね。
いやー!一週間エロなし!!きっつい!!!
エロが原動力で動いていた拙者にとってこれよりキツイことなし!!!
主人公の名前もそれで決まったからね!
最近、たってねぇなぁ…主人公の名前を勃起にしてやるかっ!ってな感じで。
ちなみにこれでタツキと読みます。
あぁぁぁ!由来ちOせの豊満ボディ…松本菜O実の素敵おっぱい!!!
女神を失禁させる展開で、失禁という文字を見て勃起した俺マジ末期。
でもとりあえず3話まではがんばります。
ちなみに、女神の魔法は全て精O剤の名前になってます。気づいた変態はいるかね?