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harmony~調和~  作者: 水梨 瑠伊
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1話 はじまりの日

こんにちは。水梨瑠伊です。

harmony~調和~ 1話 はじまりの日

お楽しみください。

春。

咲き誇る桜を穏やかな風が揺らし、花びらが舞い散る。

まぶしい太陽。

ぽかぽかとした温かい陽気。


桜の木の下に一人の男性が立っている。

Yシャツにジャケット、少し白髪の混じった髪。手には使い込まれた革の鞄。

男性はゆっくりと桜を眺め、ふっと小さく微笑んでから視線を移した。

その先にあるのは、小さな学校。

校門のわきには、『入学式』の文字。

木造の古い体育館の中では、丁度入学式が始まったところなのか、吹奏楽部の華やかなマーチが聞こえる。

その音を聴いて、男性は少し顔を顰めるとゆっくりと校門を開き中へと入っていった。


キキーと、大きな音をたてて閉まった校門の横には 薊第二中学校という文字が書いてあった。


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