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旅立つ先は闇ばかり、いや理想郷か
更新遅めのやる気なし執筆者がゆるゆると更新してくので、あしからず。
アイデア募集中。
あー美少女に腹パンされて異世界いきたいわー
そうつぶやいた一人の男はたった今不良に絡まれていた。
消えゆく意識の中、彼が思ったのは同様のことだったかもしれない。
5000円を守るために強気に出たのが裏目に出た。
3人の屈強な男たちと対峙したのは卑屈なまでに動かなかった痩せた青年ではどう見ても青年に勝ち目などなかった。
「くっくそ・・・!!渡さない・・・!!俺の大事な5000円は絶対に渡さない!こんな奴に渡すくらいなら破って風に飛ばす方がましだ、そうだやってみるか?!」
さっと取り出された5000円はビリビリと音を立て空の彼方へと美しくいや儚く飛んで行った。
それと同時に、青年のはらわたに鉄の塊かと思えるようなズシッとしたものが突き刺さる。
消えゆく魂に神の救いを・・・・・・
「」
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