シーカー女は「覗き」が御趣味
閲覧ありがとうございます!
今日も、今日もいるね!
いやっほーい!
僕は、この胸の高鳴りを必死に押さえ込みながら、スポーツバックの中から望遠レンズ付きの改造一眼レフを取り出した。幹にビデオカメラも据え付けてあるけれど、僕はやっぱり静止画の方が好きだなぁ。なんだか、こう…その前後の動きに妄想を加えられるというか…彼女達の感情も一緒に撮れる気がするというか…。
…え? どうしてビデオカメラに三脚を装着しないで、わざわざ木に留めているのかって?
それは…。
僕の今いる場所が、「木の枝の上」だから。
なんでそんな場所にいるのかって?
僕が今狙っているカップルが良く見えるから。
そのカップルがどうかしたのかって? ちょっと、そんな質問責めに遭うとは思わなかった…。まぁ、すべて僕の独白なのだけれど…。
まぁ、いいか。
僕自身と、もしかしたらこれを聞いているかもしれない同士に呟こう。「いいね!」待ってる。
事の発端は…そう、四日前。すべては偶然の産物だった…。
どうも、壊れ始めたラジオです。
私の小説をだいたい読んでくださっているような真面目な方なら「え!?」と叫ぶあのキャラの視点で展開していきます。
全何話になるか、今のところ未定です。
なるべく優先的に更新しようとは思います。
よろしくお願いします。
それでは。