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三面鏡のパスポート

作者:じゅラン椿
新しい町、新しい制服、新しい自分。何も変わらないまま瑞希は、中学最後の年に転校してきた。人と距離を置いてすごす瑞希が校庭の片隅でであったのは、古びた傷だらけのけん玉。
 それは偶然ではなく、誰かの記憶が宿った道具。無口なクラスメイト、真枠結人とけん玉を通して交流がはじまる。

 三面鏡の前で何度も自分に問いかけしながら練習を重ねる瑞希。
結人の不器用な優しさとけん玉に込められた想いのバトンに触れ、やがて瑞希は「できない自分も、途中の自分も、自分の一部だ」と認めていく。

 言葉よりも先に届くもの、失敗しても、続ける意味・勇気。
 けん玉が"心のパートナー"になっていく。

 卒業の日、二人はけん玉を交換しそれぞれの未来へと歩みだす。
 小さなけん玉に、込められた大きな約束と旅立ちの物語
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