第六話 壊れた鏡 ♯1
前回の話から、1週間ほどがたち、俺たちは
だいぶ仲良くなった。
ここで、この学校の教師達を紹介しておこう。
まずは、俺たちの担任の名は、アルフィー・フォースター魔法も、使えるが一番は剣が得意らしい。
校長の名前は、バージル•エドワード魔法の腕がこの世界でTOPクラスだとか。
他の教師達もいるが、それは登場した時に教える。
そんなある日、ある事件が起きた。
下校時刻。あたりは,少し日が暮れていた時。
学校の階段の方から何か音がした。
そこには、人が倒れていたのだ。
俺たちの教室は、2階この学校は4階だてで、人が倒れていた階段は一階に降りる途中のとこで倒れていた。
俺たちは、近かったのもあり行ってみると…
「カストル階級の生徒か…」
「カストル生だろ。足を滑らしたんじゃないか?」
野次馬が集まっている。
「ちょっと、何これ…」
カストル生テミスクラスの担任カーシー・ベル先生
女の人で、魔法が得意。生徒思いで人気がある先生だ。
「野次馬がじゃまね」
ルーシー、俺たちも一応そのうちの3人なんだけどね
と、思いつつも黙っておくことにした。
「でも、おかしいだろなぜ鏡が割れてるんだ?」
レイが気づいた。
確かにおかしい。それぞれの階段には、横に鏡が設置されている。その鏡が割れているのだ。
生徒が当たって倒れたにしても、その生徒は血が出ていない。ましてや、破片がその生徒を避けているように配置されている。
しかも、教室が近い俺たちに鏡が割れた音がしなかった。
人が倒れた音だけ。
「みなさんは、下校時刻なので気をつけて帰ってください」
――翌日――
来てみると、割れた鏡は撤去されていて昨日倒れていた生徒も無事だったらしい。
「ねぇ!昨日の事件聞いた?」
何故すぐ、そう言うのに興味だすんだよ
「事件って、階段から滑っただけなんじゃない?」
「いいえ、あれは、誰か犯人がいるわ。するわよ犯人探し!」
正直、めんどい
「面白そうだな」
レイさん!?
「レイまで…」
「ハイルは、やらないの?」
「俺たち6歳だぜ、先生が許可出してくれるわけないだろ」
「構わんが?」
いや!出すなよ!
「お前ら特待生で強いし、知能も強さも、もうあるだろ。」
よく、こんな性格で教師になれたな…
「じゃあ、さそっく開始ね!」
――休み時間――
〈ルーナ〉
手分けして、聞き込みすることにした。
「え!倒れる時、手のようなものを見たの?」
「ええ、一瞬だったけど」
〈レイ〉
「あの子はもう大丈夫なのか?」
「うん!あの子もう怪我治ったって!」
〈ハイル〉
同い年の子と喋るコミュ力がない。
校庭に来たもののいるのは、校庭を掃除しているおじさんだけ、と思っていたらオーディンの副担任、
ライル・パーカーがいた。双剣が得意で、眼鏡をかけている。少しパッとしない教師だ。
フォボス階級の教室は、強い生徒が多いため、副担任と、担任二人体制だ。
あの人ならいけるか?
思い切って喋ることにした。
「あの、昨日の階段の事件のことなんですけど」
「!?あ〜、あの事件もう解決したから」
なに?解決した?
早すぎないか?
「犯人だれだったんですか?」
「個人情報だからね。教えられない。ごめんね」
怪しい〜怪しすぎる
――放課後――
「その人で決定じゃん!」
「確かに、怪しさ満点だな。でもなんかある気がするけど」
「だよな〜」
「被害者の子は?なんか聞いてないのか。」
「気づいたら、ベッドの上とか言ってたぞ。」
記憶がないのか。
そんなことを話している時、奥から荷物を持った人が出てきた。
「君たちそろそろ帰りなさい。」
「帰れる、場所があるうちに。」
そこに立っていたのは…
訂正
・三話がなぜか飛ばされていたので、少々何話目かのとこだけずらしました。内容は変わってないです。
・ハイルの父アイザックなのですが、誤字で最初からカイザックになっていました。アイザックです。すみません。
最初からカイザックならそのままでいい。と思うかもしれませんが、ここは、今後に重要なので直させていただきました。
因みに、第四話で最後に覗いていた2人は、アルフィーとバージルです。
そして、言っておきますがまだ本編入ってません!
僕が描きたいとこはまだまだ先で山場の山すら見えてないのでよろしくです。