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第五話 ライバル?!

 入学試験から、2日後入学式が行われた。クラスが決まりその数日後に入学式。

 はっきり言って、入学式を真面目に聞いている物はいないだろう。

 勿論俺も聞いていない。

 そして、自分のクラス、アポロンに来て休み時間早速、

 絡まれた。

「おい!お前その剣、私のだぞ返せ!」

ルーナだった。

 おいおい、お前が渡してきたんだろと言いたいが相手は、六歳。

 俺は前世のも合わせると、23歳ほど大人の余裕というのを見せてやる。 


「お前が渡してきたんだろ」

「第一に、お前があの時勝手に触らず父さんに頼んどけばよかっただろ」


 こいつ、今日は入学式後、早速授業で親がいないからって勝手なことを…


「おい、お前らうるさい」

 

 ん?

 ルーナと俺が揃って振り向いた先に白髪の男の子が立っていた。

 なんだ、あのませガキ白髪に水色の目、そういえばルーナは、金髪で赤い目だ。俺が言えることではないが、奇抜なやつが多いいな。


「なによ、あんた!」

「騒ぐなよ。耳障りだ」


 え、6歳ですよね?

 ルーナも考えてることが同じで、震えながらそいつを指差して俺を見ている

 いや、ルーナ言いたいことはわかるが、俺たちがまともなことを言える立場じゃないぞ。


「なんのようだ?」

「俺も、混ぜろ」


 なんだ〜ただの新しいクラスで馴染めないから俺たちに話してきたのか。

 うんうん。わかるぞその気持ち。


「お前、俺と勝負しろ」

 

 ガキが何言ってんだ?

「次の最初の授業は、一対一の実技訓練。俺とお前でガチの勝負だ。」

「お前の持っている剣を使っててもいい。俺の階級は、フォボスお前らと同じ特待生だ。そして俺の

 IQは、170だただの6歳児なんてもんじゃねえぞ」


 まじか、なんでフォボスがシリウスにいるだよ、

 しかもIQ人間じゃねえだろ


「よし、ハイルやってやりなさい」

「簡単に言うな。」


 策なしじゃ絶対勝てないな…


「さてと、クソガキどもさっさと授業するから校庭へこい」

 

 担任が言った

 いや、この担任口悪いだろ…


 ――校庭――

「さて、今からお前らには、2人一組になって訓練を行う。今回は,初回なので自分の実力にあった人と組んでガチでやってもらって構わない。くれぐれも死人を出さないように。以上」

「じゃあ、やるぞハイル。」

「ああ、こいよ」

「私も、入れて」

「ルーナ、二人一組何じゃないのか?」

「人数余ったならいいって先生が、私はハイルが勝てるか見るだけだし」

  あの人適当過ぎるだろ…


「じゃあ、いくぞ!」


「ん?特待生同士で組んだのか、まぁ勝つのは…」




(思っていた以上に、相手の動きが速いっ)

 試合が始まった瞬間、自称IQ170が目の前から消えた。

「ハイル!後ろ!」

「獲ったぞ…」

 いつの間にか,自称IQ170は、俺の後ろにいた。

 だが、おかしい。

 もし本当に動いているなら、まだ残像ぐらいは、残っているはず。

 だが、見当たらない。

 ハイルは、予想していた。もしかしたら、超能力者の可能性があると。

 だが、当たってほしくなかったが、


「気づいたか,俺は超能力者で能力は、時間の停止だ。」

「停止時間には、もちろん制限はあるがお前には、突破できない」


 これが、フォボスの6歳!?

 勝てるわけないやん!

 いや、まぁ、予想してたよ

 超能力、ただ火属性が〜とか、水属性が〜とかワープが〜とかじゃなくて時止める!?勝てねぇよ!


「ハイル!勝てる?」

 不安そうに見てるルーナ。

 珍しく、俺を心配している。よっぽど勝ちたいのか。

 

「勝つから。大丈夫。」



 とは、言ったもののどう勝つか…

 仕方ない、考えてみたあれで行くか。


「勝てるのか?ハイル。」

「黙ってろ。本気でこい!」


 次の瞬間、またあいつは、消えた。

 次は,俺の目の前にきて、俺はお腹を殴られた。

 仕方ない、お得意の火の魔法で、辺りを火で覆うことにした。


「最後の力で火を出したのか?」

「残念だね、特待生、はっ?」


 "ハイルが持っていた剣がなくなっていたのだ"


(ん?なんで、まずい、時間がっっ)

(は?なんで俺が他に伏せてる?)

「勝った?ハイルが勝った!」

「ふー危なかった」


 そう、俺はこいつが時間を止めて殴りに行くために近づくと思った。

 なぜなら、こいつ素手だからね⭐︎


 ――酒井さんの解説コーナー⭐︎――

 どこに出るかわからないので、まず火を出して辺りを覆う。

 相手から俺の剣を隠すためにね。

 ただ、火を出す前に殴られるとは思わなかったけど。だけど、そのおかげでこいつは油断した。

 そしてすぐ、近くの火に剣を投げる。

 あいつは、時を止める。

 剣ないことに気づき焦る。

 時間止めるには,制限があると言っていた通り時間切れで時が動く。

 そこですぐ、剣を呼び戻す。

 近くにこいついる

 殺さないように、剣の持ち手の当たると痛いですむとこに当てる。

 倒れる

 勝つ

 と言う流れ

 所詮IQが高くても所詮は6歳児経験がなかったのだ。


 危ない。こいつが能力のカミングアウトをしなかったり、俺に前世の知識がなかったらおそらく負けていた。


「で?お前そういえば名前なんて言うんだ?」

「お前、なんで殺さない。」

 ん?「六歳児殺す六歳児がどこにいんだよ。」

「戦いで敗れたら死ぬ。これが掟だろ。それで俺の家族は死んだ。」


 こいつにも色々あるのか…


「お前、負けてないだろ。今回勝てたのは、まぐれだし、第一普通に戦ったら俺が負ける。」

「そういえば、俺まだ友達あの変なのしかいないんだ。俺と友達になってくれ。」

「いやだ。」


 ?!いやだ。だと結構ショックなんすけど…


「俺とお前は、ライバルだ。だからお前たちを俺がいつか倒す。」


 ルーナも倒される扱いになってるのあれだが、まぁいいか。


「俺は,レイ•アダムスだ。お前は?」

「ハイル・アクロイド」

「私は、ルーナ・ベネット」

なんか来た。

 感動、俺に友達が2人もできてしまった。考え深い

 今回は、考えるものがあるからな!


(あいつらの戦い本当に6歳児か?)

 疑問に思う担任であった。


 

















はっきり言って時止めとか、急に思いついて、描きましたが、勝てる方法を模索するのに時間かかりました。

おそらく時止めを入れた理由は、ジ⚪︎ジョに最近ハマっていることが影響していると考えています。

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