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第四十六話? 忘却
バミューダに、雨が降り続ける。
雨音が城の中からも聞こえる、そんな状況。
城の壁や、地面に血が付いているおり、
王室の、隅っこに血を押さえ止血をしなんとか、命を繋いでいる人影が見える。
「ハァ……ハァ……」
酸素を吸い、少しでも死から抗う。
目の前に起こる惨状を、彼女は見届けるしかなかった。
歯を食いしばりながら、、涙を流しながら、ただひたすら見届ける。
彼女は、微かに残る魔力を使い最後の魔法を使う。
それは、難易度が高い技であり、そもそも誰も使いたがらない魔法……
"忘却"である
少しでも彼の、、1番大切な人の負担を減らすために、行う魔法……
彼女は準備を始めた。




