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第四十四話 狩る者

「道あってる?」


 ルーナが走りながらレイに質問する。


「合ってんだろ!」


 レイが怒鳴りながらそう返事をして、ヴィクトリア学園を目指し走っている最中。

 半壊したバミューダの瓦礫が唐突に浮き上がる。


「なんか来るよ……」


 なにやら、呆れ口調でルシファーがそう言うと目の前から随分とカラフルなおじさんが出てくる。

 そのサイドには二足歩行の豚がおめかしをしており、側から見ると明らかに奇形である。


「ミュージック……スタート!!」


 そうして、男は歌い出し豚は踊っている。

 陽気なリズムに乗りながら、男は気持ちよく踊り歌う。


「なにこれ……」

「なんか、楽しそうだな!」

「見ちゃいけません。」


 和泉が呆れる中、ラムネは少し興奮気味であり、父である半兵衛が一応それを止める。

 と、その時、


「お前ら!!say!」


 そうして、ダンスしながら男はルーナに向かって手をかざす。

 するとルーナが吹き飛ばさられ瓦礫に埋められてしまう。


「ちょっと!なにこれ!?」


 ルーナが暴れようとするも、びくともしない。


「お前らも乗れよ、このbeat!!にな……」

「しょうもねぇんだよ」


 そうして、レイが一歩足を前に出したその瞬間、突如地面が盛り上がり吹き飛ばされる。

 近づくことが全くできない。


「どうなってる?」


 コーディが考え込むと、すぐにベルゼブブが答えてくれる。


「これは、もうすでに私たちは相手の領域に入ってしまったようですね……曲も聞いてしまったのでおそらく、アイツは自分の曲を聞いた人の周囲一帯を操ることができるのでしょう。

 念動力の上位版と言ったところでしょうね。」

「厄介だな。アイツには負けたくなかったのに……

 十一大惑星……狩る者、月のアルテミスだな」


 ルシファーがそう言った瞬間、皆がその男、アルテミスを3度見する。


「え?アルテミスって、女神だよね?私たちの前にいるのは、、デブのおじさん1人に、豚二匹………

 あ、いや、3?」

「お前ら何か、失礼なこと言ってるだろ!?」


 和泉の侮辱が流石にアルテミスの耳にも入ったそうで、キレている。


「まぁ、そうだが。

 実際のところは、あの人間が作ったアルテミスとか、空想?イメージだしな」

「そう言うこと?」


 和泉がギリギリ納得?する。


「ごほん!改めて自己紹介をしよう。ファンの諸君。」

「ファンじゃない。」

「私の名前は、ミギャ・ワティック・トゥックル・タラコ・メンタイコ・ギニュー・サラダバー・ドウヤッテタベルハ・アルテミス。

 通称、アルテミスだ。」


 冷たい風が頬に当たる。風邪ひきそうである。


「よし、トゥックル!」

「そっちで呼ぶヤツあんまいねぇよ、」


 そうして、コーディが遠距離から詰めるために、糸を使うが、アルテミスが歌い出したその瞬間、すぐに糸が途切れてしまう。


「まじかよ、」

「そんなものか!」


 そうして、アルテミスが手を前にかざし後ろの豚に指示を出したその瞬間、

 豚が、コーディをフルボッコに殴りまくる。


「くっ、この豚……カンフーか……だかな、カンフーを使うのは……パンダにしておけバカ……こっちの間合いに入ったな!」


 コーディが手を引くと、あらかじめ張っておいた糸を刃物のように硬くし豚を粉々に切り裂く。


「うわ、○ーガンじゃなくてよかった……あれ?ラムネちゃんは?」


 和泉が、そう言って顔を手で覆う。

 そして、近くにいたラムネがいなくなってることに気づくと、ラムネは真上から斧を振り落とす。

 地面が揺れる。


「甘い、」


 アルテミスは瓦礫を使い、なんとか斧の攻撃を防ぐ。

 そうして、直ぐ2発目を放とうとするその瞬間

 ルーナが瓦礫から、這い出て剣で背後から背中を突き刺し吹き飛ばす。


「まだだ、」


 傷口を抑え、立ちあがろうとした時、レイがナイフを構えながら出てくる。


「お前達の狙いは?」

「言うわけ……まぁ、仕方ない、私は負けたのだからな、、お前達の体力消耗……それだけ。倒せれば倒す、それが命令だ。

 そのほかの十一大惑星も来るだろう、気をつけろ……

 おいで、、グルド・スカベンジャー・フォックス、」


 アルテミスがそう呼ぶと、もう一匹の豚がアルテミスの膝下に頭を下げ、投げ撫でする。


「お前は殺さない。ここにいろ、」

「感謝する。」


 そうして、なんとか十一大惑星を一体倒すことができた。


「……フォックスって、狐じゃ……」

「言うな、、」


 ――――――――――――――――――――――


「もう直ぐ学校、だけど人1人いないし、敵の気配も全く……いるのかな?」


 ルーナが辺りを確認しながら、そんなことを話している。

 後ろから拍手が、


「素晴らしいですよ、皆さん……ハイル殿が居なくても、十一大惑星を1人倒せるようになりて、ましてやハイル殿やルシファー様であれば、秒でしたが、」

「一言余計だな。」


 そうして、学校に到着する。

 だが、レイ達を狙うのは十一大惑星達だけではなかった。



ミギャ・ワティック・トゥックル・タラコ・メンタイコ・ギニュー・サラダバー・ドウヤッテタベルハ・アルテミス

お気に入りキャラの1人です。

噛まないで言えますか?

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