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第三十六話 悪魔降臨

 車で道中走っていると、


「ん?なんだ、やけにここ暗いな……」


 コーディがそう呟いた

 確かに暗い、というか、辺りには大きな十字架がところどころに落ちていて平地だ

 その時、


「う、…おい、ここ早く抜けろ!」


 ルシファーがそう言ってきた。

 コイツがそんな事言うの珍しいな。


「なんでだ?」

「いいから…」


 こいつが怯えてる?

 まさか、そんな強い奴が…

 そこで急に、俺たちの目の前に人影が現れた


「「ギャーーー!!」」


 ルーナと和泉が悲鳴を上げる

 なんだ?


「ほら、来ちゃった。仕方ない、話だけ聞いてやるか……一旦降りるぞ、」


 ルシファーがそう言うので俺たちも降りることにした。

 すると、段々目の前にいた人影が人間の姿になっていき、黒髪の黒いスーツを着ており、背中にでかい大きな黒い翼を持つイケメンが現れた。

 身長は180ぐらいある。

 なんだ?こいつ

 そう思ってると話し始めた


「これは!もしや、と思って見てみれば、我が主人ルシファー様ではありませんか!!!」


 我が主人?ルシファーのことを知ってるのか


「ルシファー、知り合いか?」


 俺の頭の上にいるルシファーに聞いてみた


「はーー、こいつ、僕が昔世界中の強者と戦う時に会って僕の強さに惚れたとか言って勝手に僕の従者になった悪魔だよ」

「覚えてくださったとは……感無量!

 嬉しい限りでございます。ファエトンは?!」


 目を輝かせてそう言っている。

 ファエトンも一応自我がある。ルシファーのお気に入りの武器だから、多分こいつも気に入ってるんだろう。


「お、ここにありましたか!」


 ん!?こいつ、いつのまに移動したんだ?

 俺たちの後ろに停めてた車に瞬時に移動したぞ。

 気づかなかった…


「おい!勝手にトランク開けるな!」


 コーディがそう言うが、ゴミを見るような目で呟くその男


「ん?誰ですか?そのボロ雑巾見たいな顔して」

「誰がボロ雑巾だ!!」

「「ボロ雑巾ってどんな顔だよ…」」


 和泉とルーナがそうツッコミを入れた


「ベルゼブブ、あんまそういうこと言うな。

 これでも一応僕の仲間なんだから。あと今のファエトンの所有者は僕じゃないよ」


 そう聞いて驚くベルゼブブ


「!?、じ、じゃあ、誰が所有者、」

「こいつだ」


 そう言って、人型に戻り俺を指差すルシファー


「なんと!素晴らしいです。あなた名前は?」

「?ハイルですが、」

「ハイル!、ハイル様!いい響きです。素晴らしい名前。付けてくれた方、明日ポストにヨハネの黙示録を入れておきましょう。読者の方々もそう思いますよね?」


 読者?何言ってんだ?ファエトンの所有者ってだけですごい優遇するな

 ていうか、


「なぁ、ベルゼブブって…」


 そうルシファーに聞いてみると、


「あ、そうだったな。おい、自己紹介しろ」


 そう言うと、ゴホンと咳払いをし話し始めた


「そうでした。失礼、自己紹介を、私の名前はベルゼブブ、階級は、上から2番目でルシファー様の側近です。自称ですがね。

 蠅の王と言われております。六大悪魔という強い悪魔を従わせてます。

  七つの大罪の一つ「暴食」をルシファー様は「傲慢」をそれぞれ司さぞっています。」

「あ〜長い。」

「そんな、私の自己紹介タイムが読者の方々も聞きたいですよね。うんうん、ん?聞きたくない?

 そう思った人、位置バレてますからね。

 あ、そうそう、私以外にもルシファー様に忠誠を誓ってる者たちは多くいますよ」


 笑顔でそう言うベルゼブブ

 めんどそうだね。だからここ早く抜けろって言ったんだね。同感

 ていうか、かなり強い悪魔じゃん。ルシファーも肩書き多くない?七つの大罪っていうのもやってんの?

 そんな事を思っていると奥から走ってくる男がいる。


「おーい!ラムネー!」


 そう言って走ってきたのは黒髪のおじさんだ。

 ラムネの名前を読んでいる。


「パパ!」


 そう大きな声で言うラムネ。

 パパ?え?あれが?

 ラムネとは似ていない。

 失礼だが似てない。

 え?ていうか、ここまで走ってきたの。

 ラムネの村から?体力どんだけあるんだよ!


「ん?あ、どうも。こんにちは。ラムネの父の半兵衛と申します。ゴッド・エンペラーの方々ですよね?いつもラムネがお世話になっております。」


 笑顔でそういうラムネの父。半兵衛というらしい。

 黒髪で着物を着ていて刀を腰掛けている

 水色髪じゃなく、黒髪で天パだ。お母さんの遺伝子強くない?


「パパどうしてここまで来たの?疲れなかった?」

「大丈夫。パパ昔から体力だけは自身があるんだ。強さは無いけどね。階級はおかげさまカストルのままだけど、」


 笑いながらそう言う半兵衛


「どうしたんです?こんなとこまで…」


 レイがそう質問すると答えてくれた。


「あ、いやね。ラムネこれ忘れてるなと思って、」


 そう言って懐から取り出したのは首飾り。

 緑の綺麗な石に紐が結ばれてるネックレスだ。

 手作り感がある。


「あ!どこにあったの?家?慌てて準備してたから忘れてたのかな…」

「そうみたいだな。亡くなった母の手作りの石で昔から人付き合いが苦手だから、人付き合いが得意になるように、いい人に巡り会えるようにって作ってくれたんですよ…」


 そう呟く、半兵衛

 それを聞いて、ラムネは首に着けた


「よし、これでどんな時でも安心だね!」

「ああ。」

「ハイルともお揃い!」


 そう言ってラムネが俺が着けていた指輪を指さす


「そうだな!」


 そう言って俺は指輪に目をやると

 よーく見ると指輪に文字が記されていた。

 なんだ?


 "〈英雄とは自分のできる事をした人である〉"


 そう微かに記されていた。

 名言?分からんがまぁ、気にしないでおこ


「これを渡すためにわざわざ来てくれたんですか?」

「はい、そうです。じゃ、ラムネ、旅楽しめよ。

 元気でまた会おうな!」


 そう言ってその場を後にしようとした時、

 また、誰かが歩いてきた。

 次はなんだ?そう思うと

 なんだか、数が多い、一人じゃない。

 大勢いる。


「!ハイル。これ、敵だ。来たぞ。

 ...十一大惑星の一人ウラヌスだ。」


 ルシファーがそういうと、ベルゼブブも直ぐに戦う体制になった。


 戦闘が開始する





どうも。ベルゼブブです。

読者の皆さん。作者の狐花が皆さんと唯一話せる後書き。奪いました。これから、ベルゼブブによるルシファー様の1日について、私が捧げる愛の大きさについて話そうと思いま...

やらせねえよ!

危ない、危ない。自分のキャラに一瞬自分が潰されそうになりました。読者に話しかけれるキャラを作ってしまい、でも案外気に入っています

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