第三十四話 勝負の行く末
森の中を二人の男が光速で動きながらぶつかっている
一方は拳、もう一方は両手剣でそれぞれぶつかっていた
「そんなものか!」
バートンがそう叫ぶ
「おーー!!」
木々が倒れつつ、お互い二人の位置が変わり、変わりしていた。
バートンが背後から気配を察知した
「お前、さっきの女だな?
バレバレだぞ、」
「ぎく!」
図星、ルーナだった
「ルーナ!」
「まずい、バレちゃった!
ウィンドストライク!」
そう言ってルーナはバレつつも、ウィンドストライクという、風を使った能力をバートン目掛けて撃った。
この能力は風の刃を相手にぶつけて切り裂く能力
だが、
「見えてる能力には、対処ができる。
それに、そんな能力で俺を倒せないぞ?」
そう言って、バートンは手を前に伸ばし、紫色のボールのような物を生成した
「パープルバニッシュ!!」
そして、紫色のボールのようなものはルーナに向かって飛んできた。
「ルーナ!!」
(位置を入れ替えるしかない!)
そう思い、ルーナとバレットの位置が入れ替わり、すぐにバレットは攻撃を交わした。だが、間に合わなく、右腕が当たってしまった
「くそっ!」
当たった瞬間、バレットの右腕が消失した。
「庇うか…どんな気分だ?出来損ないの弱者を庇い、自分の腕がなくなる気分は?」
(ちくしょう、当たった箇所を消し去る能力、
まるで…"古代魔法"…)
「バレット!ごめん。私のせいで…」
「心配するなお前のせいじゃない」
安心させようとバレットが言うが、状況はかなり悪い
「終わりだ!二人まとめて死ね!」
バートンは拳に魔力を集中させ、二人目掛けて殴りかかった。
その時、
「おい、誰が出来損ないの弱者だ。
俺の仲間に何言ってんだよ?」
前に出て止めたのはハイルだった
ファエトンで拳を止めたハイル
衝撃波で木々が揺れている
「なんとか、間に合ったみたいだな」
威張りながらそう言うルシファー
「かなり、ギリギリだがね。」
呆れながらそう話している二人
「お前、なかなか強いな」
(一応、ラムネと和泉にあの方角任せて来てみたけど、コイツ絶対強くない?)
「うるっせえ!指鉄砲!」
瞬時に片手でハイルの指鉄砲を防御するバートン
(なかなかの威力、魔力量も申し分ない。
フォボス級ぐらいはありそうだな)
「パープルバニッシュ!」
そう言ってさっきの技を撃とうとするバートン
「ハイル!避けろ!その技は危険だ!」
え。まじ?、
まぁ、見た感じやばそうだけど…
「強制解除!」
パープルバニッシュが手の中で収縮する
「なに!?」
「アースクラッシュバスター!」
地面が割れ、木々がバートンの方に倒れていく
さて、どうだ?
さすがに、死んだか?
その時、倒れたはずの木々が吹き飛ぶ
バートンの魔力量がどんどん上がっていく。
バートンの身体中から黒い線の模様が浮かび上がっていくのがわかる。
「第二ラウンドだ。
ここまで、翻弄されたのは久しぶりだ。来い!
ハイル。」
うん。無理。
勝てん。一人じゃ少なくとも無理。絶対。
その時、ハイルの前にいきなりバートンが現れ、
頭を殴られ吹き飛ばされてしまった。
「痛ってぇ!」
「ハイル!!」
ルーナが,心配そうに呼ぶ
(まずいな。これ、勝てるか?
いざとなれば僕が行ってもいいけど……働きたくない。)
ルシファーはそう思うがバレットが動き出した
(ハイルが動かない、今コイツに勝つことができるのは、ハイルしかいない。
目覚めるまで時間を稼ぐ)
だが、その狙いはバートンには筒抜け
(高速移動、バレットか…利き腕がないのにどうやって?)
その途端、バートンの目の前にバレットが現れた
バレットの剣の位置とバートンの位置を交換したのだ
そして、バレットの額からもう一つの目があらわれた
単眼族は一つ目。だが、300年に一度それとは違う3つ目の戦士が生まれる。それがバレットだった。
3つ目には能力があり、魔眼。
能力は相手の能力の解析、そして、閃き。
(あいつの能力は物理攻撃の無効。
そして、本当のスキルは重力、ブラックホール
俺の右腕が消えたのはブラックホールが関連しているのか…)
一方ハイルは…
痛い、どうやって倒そうかな。
まずは、距離を取りたい、
そんで痛いのは嫌だからできる限り、痛みは味わいたくない。そう思った時、聞き覚えのある変えがした。
《オリジナル能力獲得。"ノックバック""痛覚無効"を獲得しました。》
そう聞こえた瞬間痛みが綺麗さっぱり消えた。
多分痛覚無効って奴だろう。
痛みがなくなった瞬間、思考が働いてきた。
それに、そう言えば俺は超速再生も、持っていたから気づけばもう、体が動く。
戦える。
そんな時、思念伝達が届いた
バレットからだ。
あいつの能力、ブラックホール、重力それが伝えられた。
「位置が入れ替わった。やはり、この能力は分かっているものの、多少混乱するな」
そう思いつつも、バレットを吹き飛ばす、
「っちくしょう、無理か、」
その時、
「ん?強い、魔力量、、、、コウモリ?」
一瞬だけ、ルシファーが魔力を解放したのだ
(これでいいのかよ、バレット?)
バレットに指示され、ルシファーは解放した。
「なんだ?その魔力量は……」
そう言った瞬間、バートンの腹部にルーナの剣が刺さった
「くそっ、そういう事か、あのコウモリ野郎の魔力でお前の気配を隠したのか……」
ルシファーの異様な強さで気を引いて、ルーナの気配が隠れた。そのため、ルーナが近くにいた事に気づかなかったのだ。
「よし、物理攻撃が効かないから、ここに風の,魔法を体内に流してやる!」
そう言ってルーナは風の魔法をバートンの体内に突っ込み、内部を切り刻んだ
「邪魔だ!!」
ルーナが簡単に弾き飛ばされた。
「もう限界だ。単眼族の領土?そんなの関係ねぇ!
お前ら諸共押し潰して、更地にしてやるよ!!
グラビティ・クラッシュ!」
そう言って手を上にかざした瞬間
重力でその一帯の生物、建物諸共強い重力のせいで
崩壊、立てなくなったり、身動きが完全に取れな
い。
「まずい、このままだと、死ぬぞ!」
バレットがそう叫ぶ、
遠くにいたレイ達や、ラムネたちなどにも被害がいった
「なんだ!、これ、」
「重い、立てねぇぞ!レイ!」
「なんだ!これ?」
ラムネも疑問思わず疑問を口にする。
「やべぇぞ!バートンさん。まさか、俺たち諸共消す気だぞ!」
焦るタイタン族もいた
「ここまでか、…」
「諦めないで下さい!長老!」
「ハハハ!!終わりだな。俺の勝ちだ!!」
そう高らかに宣言するバートン。
だが、その瞬間、バートンにファエトンが飛んできた
「……!!危ねぇ」
肩が少し切れる。
「生きてたのか?なぜ、重力が効かない?」
「効いてるわ、ファエトンのおかげで耐えてるだけ。コイツにはあのコウモリの能力が一部刻まれてる。その一部に結界関連があってね。
それのおかげで、今は耐えられてるってこと。
けりをつけよう。バートン。」
「いいだろう。だが、さっさと殺す。お前にはここにいる奴らより1番強い重力をかけて押しつぶす。グラビティ・クラッシュ!」
笑いながらそう答えるバートン。
だが、その途端。
ハイルは、笑った。
「バーカ、ノックバック!!」
そういった途端、バートン自身が吹き飛び、グラビディ・クラッシュもバートンに跳ね返った。
「くそっ!なんだ!立ねぇ!何しやがった。」
焦るバートンだが、遅い。
「ほんとは、お前をノックバックで吹き飛ばして距離をとって戦おうとした。けど、このスキルは能力も跳ね返せる。
だから、お前のとっておきの能力もお前自身に跳ね返した。」
青ざめる、バートン。
「なら、解除すればいいだけだ。」
そう言って解除しようとするが、そんなのをハイルは見逃さない。
「それは、ダメ。強制解除。」
(何!?解除する事を強制解除された!!)
「ふざけんな!こんなの死ぬじゃねぇか!!」
お前、頭おかしいだろ!と言わんばかりに言うが
バカかな?こいつ。というか、本当に救いようがない
「死ねよ。お前はやり過ぎたんだ。あの世で悔いてろ」
次の瞬間、重力に耐えられなくなり、バートンは
死んだ。
皆んなの重力も解け、動けるようになった。
ボスがやられた事で、他のタイタン族も元いたとこに戻っていた。
当分は、もう戦おうなんて思わないだろう。
《物理攻撃の無効、グラビティ・クラッシュ、パープルバニッシュ、及び、重力系統、ブラックホール系統の能力、瞬間移動をファエトンによって獲得しました。
これにより、ハイルがこれらの能力を獲得しました。》
おっと、かなりの量のスキルを獲得してしまった
そうして、戦いは幕を閉じた。
今は、投稿ペースは結構適当でこれといって決めていません。
なので、投稿できる時に投稿できるだけしようと思いやっていますが、
今書いてるもう一つの作品と、この作品を日替わりで
書いていこうと思っています。
例えば、今日、この作品を投稿したら、明日はもう一つの作品。その次の日は、この作品みたいな感じにしようと思うので、気楽に読んでください。




