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第三十一話 単眼族

 城内で話す二人の影があった。


「ファエトンの持ち主が逃げ,アイザックもこの街から消えました。」


 そう報告したのは腕に傷を負った1人の戦士、エヴァンだ。


「お前が仕留めきれなかったとはな」


 椅子に座っている男が煽る。


「まぁいい、これで街は一応我が物にできた分けだ。全員集めろ今後についての会議をする。もちろん、十一大惑星も含めてな。」

「わかりました。」


 そう言って男は椅子から立ち上がり、会議室へ向かった。


 ――――――――――――――――――――


 さてと、と言うことで始まりました。

 アイザックたちが住んでいた元家へ向かう我等一同。


「じゃあ、この地図に沿って、西に真っ直ぐすすめば着くな、ただ…」

「ただ、なんだ?」


 コーディが地図を見ながら悩んでいる。


「いや、着くには着くが、単眼族っていう種族の領土を通らないと行けない。にしても、目的地はかなり遠いな…なんでわざわざバミューダに引っ越してきたんだ?」

「単眼族ってなに?」

「単眼族って言うのは、名前の通り目が一つの種族。真ん中に目が一つついている感じ。簡単に言うと一つ目小僧だ。」


俺が説明する。この知識に関してはアイザックの書斎から学んだ。


「え、一つ目小僧知ってるの?」


 和泉が俺に聞いてきた。

 知ってるも何も同じ世界からきたんだから当然だろ。

 ま、この子はまだ気づいてないけどね。


「単眼族は昔から戦いを好む種族で力も強いし、通る時は少し危ないかもしれないな。」 

「まぁ、取り敢えず向かおう。」


 そうして、俺たちは馬車でアイザックたちが住んでいた家を目指し向かった。

 その夜。

 馬車を止め寝る準備をしていた時。


「馬車があるぞ!!」


 俺たちは捕まった。

 皆紐で縛られている


「いや、なんでこうなったんだ!!」


 俺がそう言うと、隣で捕まっているコーディが言った。


「いや〜予想外。多分領土の見回りをしていた奴に気づかれたんだな。領土からは少し距離あると思って油断したわハハ」


 苦笑いしながら言う。

 え、こいつしばいていい?


「え、何これ?重!!」


 ていうか、言語同じなんかい。

 ファエトンを頑張って持ち上げようとしている単眼族。

 持ち上がらないよ。それ、無理だから。


「どうするんだ?ハイル?おれはいつでも殺せるぞ。」


 物騒なことを言うなレイ。昔みたいだね。

 まぁ、この状況抜け出せなくはない。

 だが、なるべく平和的解決をしたい。ので、

 目の前にいる俺たちを見張っている一人の単眼族に話しかけてみた。


「おい、そこのお前、俺たちは敵じゃない。だから、さっさとこの縄を解いてくれ。」


 丁寧に頼めば誰だって心を開いてくれるのさ。


「え?俺たちは敵だからさっさと始末してくれって?仕方ないな…」


 持っていた斧を振り落とそうとする単眼族。


「おい!ばか!あほ!」


 慌てて止める。

 いや、やばいやばい。こいつら、ふざけ方がやばい。

 そんな時、単眼族の偉い人がこちらに来た。

 白髪でボロボロの服。仙人みたいな人だ。

 ただ、まともそうだ。


「コイツらが侵入者です。処遇はどうしますか?」


 この人なら真っ当なことを言ってくれそう、そう期待するも、


「ふむ、…死刑。」


 おかしいだろ。


「ねぇ、待って。私たち何もしてないわよ!」


 ルーナが声をあげた。


「行かなきゃいけないとこがあって偶然ここに着いちゃっただけなの」


 それに続き和泉も言う。


「そうみたいだぜ。長老。

 俺はコイツらの心が読める。嘘はついてねえ。

 安心しな俺が弁護してやるよ。」


 そう言って、奥から筋骨隆々の若いナイスガイの男が出てきた。

 長老が判決を考えている。


「ふむ、なるほど…死刑。」


 結局死刑じゃねえか。


「弁護人何か言うことは?」

「ありません。」


 何しにきたんだ。

 ていうか、これ、俺が元いた世界のテレビ番組、

 略して水○ウでこの流れ観たぞ。

 ということはどうでもいい。


「冗談だよ。ほら、解いてやれ。

 長老もそれでいいだろ?」


 うなづく長老。

 危うく、死刑になるとこだった。

 ていうか、この男他の単眼族とは見た目が違う。

 目が二つあり、肌の色を除けば普通の人間みたいだ。肌の色は皆単眼族は灰色で黄色い目、少し暗いが白い髪色をしている。


「すまなかったな。」


 そう言って謝る男。

 そして、男は俺たちに話し始めた。

パロディを少し入れてしまいました。 

入れたい気分だったのですみません。

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