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第二十七話 刺客

「ん?一つ魔力が減ったか…ハーマンが倒したのか…」


 そう安心するルシファー。

 時刻は午後11時55分、ギリギリだ。


「ふぅー危なかったな。あと5分でグシャリだぞ。」

「そういうこと言わないで!でも、ありがとう。」


 グウェンが感謝する。

 なんとか12時になる前にグウェンを助けることができた。

 グウェンを地上に降ろして、ハイルに意識を変えようとした時、ルシファーは異変に気づいた。


「なんだ?もう一つ、急に強い魔力がこっちに近づいている…。!…まずい…」


 ルシファーはいきなり、グウェンを建物の陰に押し飛ばした。


「え、なに…」


 そう思った時、グウェンが先程までいた場所に

建物の瓦礫が嵐のように飛んできてルシファーが見えなくなっている。


「逃げろ!城へ行け!」


 ルシファーの声だった。

 姿は瓦礫で見えないが、生きている。


「わかった…」


 グウェンはそう返事をし、城へ走った。


「取り敢えず、敵はこいつだけ、グウェンは無事に城へ着くだろ…」


 そう考えるルシファー、だがハイルの体の

右腕が無くなっている。


「安く無いんだぞ、こいつの腕は…」


 そう話すルシファーの目の前に一人の女が立っていた。


「そうだったの?でも、驚いたわ、

 あなたがまさか、人間に協力しているなんて…

ルシファー。」

「なんのようだ、アレス。お前今回の事件関与していないだろ?」


 二人は知り合いだった。

 火星、アレスとして知られている。異名は戦いの神

 アレスの見た目はオレンジ色の長い髪に、露出が少しある黒と金の目立った服を着た見た目をしている。

 十一大惑星の二人がこの場で今戦おうとしている。

 ハイルの腕が一瞬で元に戻った。


「わお、相変わらずすごいのね。能力。」

「うるさい。ほんと昔からお前のことが大嫌いだわ。さっさとボコしてなんでここにいるのかワケを全て聞かせてもらうぞ。」

「あなたが好いている人なんて一人しか知らないけどね。ま、昔話もそこら辺にして行くわよ」 


 二人がマッハで移動し、拳をぶつけた。

 その瞬間、衝撃波で近くの建物が吹っ飛ぶ。


 ギチギチ…


「あれ?大丈夫あなたの手から嫌な音が聞こえるけど?」

(っっ…まずいな、身体が持たない。

 でも、コイツに手を抜いたら負ける…)

「うっせえ!」


 ルシファーがアレスを吹き飛ばした。

 吹き飛ばされ建物に激突したアレス。


「ふふふ、やるじゃん」


 微笑むアレス。片手をかざし何か企んでいる。


(まずい、今ので右手の骨が半分以上死んだ。

 いっそのこと体から出て戦った方がいいかもだけど、そしたら、ハイルの体が隙だらけで危ない。

 ん?まさか、…)


ルシファーは嫌な予感がした。

そして、その予感は当たった。


「ルシファー吹き飛びなさい…

 ブレイジング・インフェルノ。」


 そう言った途端、ルシファーの半径200メートルが紅い炎で満ち溢れていた。

 暗い夜空も、太陽が上ったかのように明るく燃え盛り、まるで、火星のように紅く見た者を恐怖に陥れるまさに最強の技。


「死んだかな?流石に、」


 周りが黒く焼け焦げ、建物が跡形もなく消え、更地になっている。


 だが、その中で何か立っている者がいる

ルシファーだ。


「くっ…相変わらず、好きにはなれないな。あんたは!!アポカリプティック・エンジェル・ストライク!」


 アポカリプティック・エンジェル・ストライク

 堕天使であるルシファーに相応しい破壊力を持つ最終手段の技である。使う者の体を包む暗黒の翼から放たれるエネルギーは、相手に圧倒的なダメージを与える。その光景はまるで天使が堕ちたような美しさと凄絶さを併せ持ち、敵はその圧倒的な力に立ち向かう術すら持ち得ない。


「うそっっ…」


 驚愕したアレスの声が一瞬街に響いたが、ルシファーの放った技の轟音によりすぐにかき消されてしまった。


 ――――――――――――――――――――


 王国から、少し離れた平野。

「冗談じゃ無いわ、話と違うじゃ無い。

 ルシファーは今本気を出せないんじゃ無いの?」

 ボロボロ、片腕のないアレスが愚痴りながら、ゆっくりと逃げるように歩いて行った。


 ――――――――――――――――――――


「ったく、無茶した…なんで、こんな奴、見捨てなかったんだ…」

(アレスは…逃げたのか……くそ、やりきれなかったか…城まで…行けるかな…)

 這うように城に向かおうとしているルシファー。

 だが、遠くから声が聞こえる。


「なんじゃ!わしの王国が!!!」

「王!うるさいです。」

「パパ!ここ!」

「ハイル!大丈夫!?」


 グウェンがハーバード王とハーマン、ルーナ達を連れてきたようだ。


「ハイルか?」

「なんだっっこの血の量は!!」

「コーディ、ふざけてる場合か!」

「ふざけてないわ!」


(ふ、不幸中の幸いか…)


 ルシファーが微笑みながら目を瞑った。


「指所々無いじゃん!」

「ルーナそっち持て!」


 レイがルーナを呼びルシファーを城にある診療室に連れて行った。


 ――――――――――――――――――――


 2日後

「ハイルは?大丈夫なのか?まだ、目覚めないけど、」


 ラムネが心配そうにルーナに聞いてきた。


「大丈夫よコイツなら、それにしても、ルシファーはどこに行ったんだろ…」


 そんな時

 ハイルが目を覚ました…






まじですみません。

十大惑星じゃなくて、十一大惑星でした。

表記も少し違ったので直しましたが、まじすんません。

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