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第二十五話 戦闘開始!

(さて、コイツをどうしますか。)


 ハーマンは静かに怒っていた。

 ずっと面倒を見ていたお嬢を誘拐されそれに手伝ってくれている人たち、お嬢の父ハーバード王。

 それら全てをコケにしたように、洗脳しハーマンと戦わせるようにしている。


(全く、腹立たしいですね。)


 そう思い、ハーマンは動き出した。

 刀を思いっきり振るう。


「防ぎなさい。ルーナ。」


 イオドがそう言った途端、ルーナがハーマンの方へ動き出し、攻撃を受け止めた。


(っっ…!明らかに強くなっている…)


 そう思っているとイオドが話し出した。


「さて、貴方勝てますか?こっちには数と能力があります。時止めも。勝てる見込みナシですよ〜」


 舐めたように言うイオド。

 だが、それを聞いて安心するハーマン。


「そうですね。良かったです。

 貴方は勝ちを確信しているのですね。よかった…

 "相手が勝ち誇った時そいつはすでに敗北している"

 私の前居た世界、ある作品の好きな言葉です。」


 ハーマンは微笑んだ。


 ――――――――――――――――――――


「ゔぉーーーー!!」


 叫びながらルシファー目掛けて攻撃してくる、

 ナラトゥースが攻撃するたびに建物が崩れていっている。


「危ないな。随分と血の気が盛んだな。」


 軽々と避けながらそう言うルシファー。


「お"前"逃げるな!!!」

(デケェ声出すなよ…うっせえな。)


 そう思うルシファー。


「なぁ?もういいか?お前の攻撃に魅力は感じない。ただ、威力が少し強いだけ。」


 煽り散らかすルシファー。それに感化され

ナラトゥースはさらに強力な攻撃をする。


「デスペラーバスター!!!」


 そう言いナラトゥースの口から高威力の砲撃のような物が発射された。

 当たった建物がチリになる。

 辺り一面が更地。これには、さすがのあの変なコウモリ野郎も耐えられない。

 そう思っていた。が、甘かった。


「ん?おお、少しだけ親指が痺れた。やる気は認めてやる。」


 そう言いながらナラトゥースの目の前に立っていたルシファーは無傷で呑気にあくびをしていた。


「そんなお前に見せてやるよ。本物の技ってものを」


 微笑みながらそう言うルシファー。


「ヴァイオレットブラスト。」


 そう言うと、ルシファーの片手から紫色の砲撃が出てきた。

 それにナラトゥースが避けようとしたが間に合わず当たり、影も残さず消え失せてしまった。

 その威力は凄まじく、国の先にある山の頂上が丸ごと消し飛ぶほどである。


「すこし、やりすぎてしまったか…」


 そう反省したように言う、ルシファー。

 あっという間に勝負がついてしまった。

 ナラトゥースvsルシファー

 ルシファーの勝利。


 ――――――――――――――――――――


 建物の間を高スピードで移動しながら戦っている二人が居た。

 ハイルとファロールだった。


「予想以上だ!!ハイル!ここまで強かったとは!」


 嬉しそうに言うファロール。

 こっちは全然嬉しくないっての!

 ファエトンと拳でなんとかコイツのパンチ防いでいるものの、こんなの顔面に当たったら、

 真っ先にアウトだ!

 時刻は午後11時45分。

 まずい、早く時計台へ行かないと行けないのに…

 どんどん遠ざかっていく…


「おい、お前の主人はどんな人なんだ?」


 戦闘を中断して、隙をみて時計台に向かうために話しをしてみる。


「ん?ああ、いい人さ、僕の実力を見抜いていた。僕が言えるのはこれだけだ。」


 ったく、話すことねえのかよ。

 まずいな、このままだと時間が…

 そう思っていた時、


「ハイル。君、隙をみて時計台に行こうとしているだろう?」


 それを聞いて俺は驚いた。

 バレた?勘がいいのか?

 いや、もしや、コイツ…

 

「ああ、そうだよ、僕の持っている能力の一つは心を読める。」


 !!そうか…


「なら、いくら、考えても無駄だな。

 そうだよ。時計台に行こうとした。」


 自白。ある意味こっちの方がいいのかもしれない。


「…ちんたらやってもあれだな君がどこまで耐えれるか試してみるよ。」


 そう言ってファロールが両手から黄色い砲弾を投げてきた。


「ザ・イエロー・キャノンバレージ。」

「なんなんだ?それはっっ」


 あぶな、

 爆発音が夜道に轟く。

 ファエトンで防ぐも全部は防げない。

 高威力の技。今まで見た技の中でもトップクラスの威力だ。


「はぁ〜痛いじゃないか…」


 全部は避けられない。

 何個か当たってしまった。


「案外頑丈だね。ただ血だらけだよ。その体で僕を倒して、お嬢様を助けられるのかい?」


 無理だな。

 自分でも分かっている。

 ただ、無理なのは俺であって、アイツならいける。


「ルシファー来い!」


俺がそう呼ぶとまた、声がした。


 《想像者により、2つ目のオリジナル能力。

 ルシファー降臨を獲得しました。》


 また、この声か…


「オリジナル能力?どういう事だ?

 おい!聞いてるのか?ん?なんだ、この魔力量。」


 ファロールが不思議がった。

 明らかにさっきと別人かのように魔力量がアップしていて、なぜか、心の底から恐怖しているのだから。


「まったく、ハーマンのとこに行こうとしたのに…なんだよ。ルシファー降臨って…人使いが荒いんだから。」


 そう文句を良い怪我したハイルの体がどんどん治癒していく。


 そう、ハイルの体にはルシファーが乗り移っていた…





相手が勝ち誇った時そいつはすでに敗北している。

JO⚪︎O、いい言葉ですね。

僕もこの台詞のジョ⚪︎フ・ジョー⚪︎ター好きです。

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