第二十二話 ゴット・エンペラーズ
「ここに来るまでかなり多くの敵がいたな」
アイザック達は学校の目の前まだ来ることができた。
「アイザックさんここからどうしますか?」
アイザックの後ろには20人程度の人がいる。
この人たちはバミューダで生存し現冒険者だったり、過去に冒険者だった人達の集まりだ。
アイザック、ヒューゴ、ライリーが学校を目指すと聞いて力になりたいと駆けつけてきた人たちだった。
「今から,学校の中に入る。気をつけろ、この学校には強い冥王級に匹敵する敵がいる可能性が高い」
アイザックがみんなに忠告するが、
アイザックには、疑問があった。
(生徒たちは皆ハイル達以外は、放課後なため家に帰れている。ハイルはまだ、帰ってきていない。
それに、教員達は何してるんだ?)
「では、門を開けます…」
そう言い、ヒューゴが学校の門を開ける。
「よし、入るぞ…」
入ろうとしたその時、中から猛スピードで剣を振るう一人の赤毛の男が出てきた…
アイザックは驚いた。
何故なら、この男には見覚えがあったからだ。
アイザックと赤毛が持つ剣がそれぞれぶつかり、火花が散る。
「お前…」
アイザックがそういうと、赤毛は攻撃する相手を変えた。
「アイザックさん!」
街の人々が心配そうに声をかけるが、
「ディパスト・レイター…」
男がそう唱えた時、仲間全員の首が跳び、体が切り刻まれた。
「お前!?、」
ライリーが声を上げ、男に挑むが、結果は見えていた。
「やめろ!ライリー!!」
アイザックが止めるもライリーは男によって簡単に吹き飛ばされてしまった。
「ヒューゴ!今すぐ、この街から逃げ俺の妻とハイル、ルーナちゃんに伝えておいてくれ、帰ってくるなと…」
「!…でも、」
ヒューゴは受け止めたくなかった。
だが、アイザックは優しく言った。
「頼む、」
ヒューゴは察した。アイザックは死ぬ気だと。
だが、それ以外にもその声には自分が死ぬという覚悟意外にも何かもう一つあると、
「分かりました…」
ヒューゴは直ぐに瞬間移動の超能力で街の入り口のとこまで、向かった…
(頼みました。アイザックさん…そして、すみません…)
アイザックに頼まれたとはいえ、罪悪感に押し潰されそうだったヒューゴはまず、カレナのとこへ、向かった…
「お前、その姿はなんだ…」
アイザックは、男に疑問を投げかけた。
男は黒い服を見に纏っており、黒とシルバーのマントを身につけていた。そこにはマークがあり、そのマークは、この世界の禁忌であり知らぬものはいない存在。邪神アザトースに仕える者のマークだった。
アザトースはこの世界を過去に破滅においやった存在。
数々の冒険者が挑み敗北した。
だが、滅亡寸前、天から舞い降りた一人の少女によって倒され、封印された。その際に少女が持っていた能力それが"超越者"と噂されている。
実在するか分からない。誰も見たことがないのだ。どういう能力なのかもわからない。
だが、その封印したはずのアザトースが復活したのだ。そうアイザックは悟った。
原因は分からない。だが、早々に倒さなければ
歴史が繰り返されてしまう。
「そんな子に育てたつもりはないのだけどね。
エヴァン…」
アイザックのその声には、怒りが込められていた。
「あなたの事を、父だとは思っていないさ。」
その赤毛の男の名前はエヴァン・アクロイド。
アイザックの子であり、ハイルの兄だ。
「…そうか。」
いつも、飄々としているアイザックだが、今回は
そんな気配を感じられない。
そうして、2人の戦いがスタートした。
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俺たちはクレバス王国についた。
俺たちの街バミューダと比べるとこっちの方が建物が高く都会だ。
いや、すげーし、安定にラムネが興奮している。
「すごいぞ…ここすごいぞ!!」
目を光らせるラムネ。
コーディは、過去にもきたことがあるそうで落ち着いている。
「じゃあ、まず宿取っちまおうぜ。」
「ああ、そうだな。」
疲れたしさっさと休みたい。
だが、そう話しているとルシファーが衝撃のことを言ってきた。
「何言ってんだ?銀貨全部燃えたろ。」
「え?あ、そうだった!!」
「え、じゃあ、どうする?ここのギルドなら空いてると思うから仕事取るか?あ〜でも、ここかなりの都会だから多少宿高いぞ。
一部屋広いの取るしかなさそうだけど…」
つべこべ言わず,さっさとギルド行くしかないだろ
そして、俺たちはギルドに向かった。
「俺たちの知っているギルドよりデカいな…」
レイがそう呟いた。
そう言うのも納得。だってビルかよって言うくらいデカい、高いからだ。
「何選ぶの?」
ルーナが聞いてきた。
「何にしようか…そもそも、また登録するのかめんどくさいな」
「おい、待て、俺たちは6人で5人以上だからチームとして組める。
チームで登録しておけば依頼料も多少上がるし、いちいち登録する必要もない。」
コーディが提案してきた。
なんてお手軽。
「じゃあ、チーム名決めてください。」
ギルドのお姉ちゃんが笑顔でいってきた。
「そうか、チーム名か、何がいい?」
「トリオザビーローズ!」
ルーナが提案してきた。却下だ。
トリオじゃないし、
「ラムネチーム。」
ラムネが提案してきた。却下だ。
「x-men」
レイが真顔で提案してきた。
それはだめだろ。
「そうだな、ここは、おれが…」
却下だ。
「コーディお前のは当てにならん」
「なんでだよ!!」
ごめんね。
「ここは、俺が…」
そう言おうとした時、
「ゴッド・エンペラーズで頼む」
ルシファーがそう言い、
「分かりました!」
決まってしまった。
え、何その厨二くさいの嫌だよ。
「え?神の皇帝っていう方が強い敵来やすいでし
ょ」
当たり前だろ。みたいな感じで言うな。
強い奴求めてねえよ。
まぁ、決まってしまったものはしょうがない。
そうして、俺たちのチーム名は
ゴット・エンペラーズで決まった。
「じゃあ、依頼はどうします?」
「まず,簡単なのでいいでしょ。これで!」
おいおい、勝手に決めるな
まぁ、いいか。案外稼げるやつだし。
ということで、銀貨七枚の依頼。
依頼内容は、行方不明者の発見、犯人の逮捕が今回の依頼だ。
仲間が揃ったので仲間のキャラクター設定。
など、本編では紹介しきれていない、細かなところを紹介するページを近々作ろうと思います。
そして、スピンオフとして、近々アイザックの学生時代のエピソードなんかも作りたいと考えております。




