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第十五話 獣人族の奪還#3

 一目散に走る俺たち、ルーナが音を立てて村の人たちと敵の手下達が俺たちを追いかけてきている。

 まずい。量が量だし、村の人たちは洗脳されているだけだから倒せない。倒すなら手下達だが量が多いな。


「あそこ、あそこがアジトだよ!」


 ラムネが指を指す。

 おっと、追われていて気づかなかったが、案外近くにあったようだ。


「お前ら、あそこ目指せ!」


 ……疲れた…

 こんなに走ったのは前世でも中々ない。

 ちょっと前もこんな感じで疲れた気がする…

 取り敢えず、アジトの敷地の中に入れたが何故か俺たちが入った瞬間、追ってきた奴らが急に止まり、

 どっか行ってしまった。

 助かったのか?

 まぁいい、入るとしよう。

 中には意外に簡単に入れたが、敵の姿が見当たらない。

 アジアはでかい建物?というよりかは塔という感じで高く、屋上まであるそうだ。

 ひとまず、俺たちはそこの上の階を目指す。

 ………

 結構登ってきたが急にひらけたとこにでた。


「広いな。何があるんだ?」


 レイが疑問を抱えている。確かに、かなり広い。

 そう思っていると、


「お前らか、怪しい者がいると聞いて見に来たが、ガキじゃないか?」


 ガタイの良いおっさんが出てきた。ムキムキマッチョで、毛皮でできた服を来ていて胸元を開けている

 目は血走っており、イカれてそうな顔をしている。

 なんといっても鼻が捻じ曲がっている見た目をしていてだいぶ、キモチワルイ。両手に斧を持っているのでそれで戦うのかな?

 こいつ、ラムネが言ってた3人のうちのどいつだ?俺が疑問に思っていると、


「こいつが、身体能力強化のスキルを持った奴だな」


 なんと、ルシファーが簡単に見抜いてしまった。


「え、お前、分かるのか?」

「ん?こんぐらいなら誰でもわかるだろ」


 できねぇよ。ましてや、 

 出来るの当たり前ですけど〜(笑)みたいな感じで言うなよ。


「なんでわかるんだ?まぁいい取り敢えず殺す。」


 相手も疑問に思ってるよ…

 殺す気満々か、

 よし、


「予定通り頼んだぞ、ルーナ、モーリ、くれぐれも殺すなよ」


 俺は皆んなには事前に言っておいた。殺すな。

ってね。俺に殺すという選択肢はない。

 戦闘不能にするだけ。どんなクズでも残されて悲しむ人が居るはずだからだ。

 こいつの、相手は、二人に任せよう。

 因みに、モーリはルシファーのことね。

 ルシファーって名前読んじゃうと化けてる意味ないし、コウモリに化けているとはいえ呼ぶには長いということで、コウモリのモリの部分を少し伸ばしてモーリだ。

 我ながら良いネーミングセンスだ。《バカ》


「お前らが、相手か?弱そうだな。まぁ死ね!」


 殺気高え〜〜

 ――――――――――――――――――――


 もう少し塔に登ったが先ほどと同じくひらけた場所に来た。


「君たちか、先ほどの会話聞かせてもらったよ。

 すまないね。キャメロンが汚い言葉遣いをしていたようで不快な気分になったなら謝ろう。

 私の名前は、コナンだ。よろしく。」


 さっき鼻が捻じ曲がった奴はキャメロンというのか。

 そして、続いて出てきたのは、白いコートを羽織った銀髪の男だ。髪はロングで身長がかなり大きく持っている剣もかなり大きい。

 また、片方眼帯をしている。

 こいつが目の能力者か。

 よし、


「頼んだよ〜コーディ、レイ。」

「任せろよ。」

「行ってこい。ハイル」


 そう言って俺たちは一旦別れ、俺とラムネで最上階を目指す。

 感動だ。前世であんなにインキャでまともな友達すらいなかった俺が頼られてるし、頼れる仲間がいる

 う〜〜泣けるね。


 ――――――――――――――――――――


 そんなことを言っているとついに到着最上階。

 先ほどまでの階とは違って、でかい扉が付いている。

 俺とラムネが入ろうとした時、ふと思う。

 ここまで、順調すぎやしない?まぁ、考えてもしょうがない。

 俺たちは扉を開けた。

 中は今までの部屋とは違い、柱が何本も立っていて天井が高く薄暗い部屋だ。

 だがその奥に座っている人がいる。

 それがボスだろう。


「よく来たな。赤毛の小僧。ハイルというのかな?俺の名は、チャーリーだ。よろしく。」


 目の前までボスが笑顔でやってきた。黒い鎧を身にまとっていて、どことなくカリスマ性がある。タトゥーがところどころ見え、かなり厳つい。ガタイもいいし、強そうだ。


「ラムネもいるぞ、村の人たちを元に戻せ。

 こんなの…酷すぎる……」


 唇を噛み締めてラムネが言っている。今にも泣きそうな声だ。


「ん?あ〜〜お前、ごめん、誰だっけ?」

 

 ラムネの表情が暗くなっている。


「ごめん、獣人にはさぁ〜マジで興味ないんだわ。

 人間の強い奴にしか興味なくてね。

 でも、不思議だね〜なんで俺の洗脳、君には聞かなかったんだろ。かけ忘れしちゃったのか〜??」


 俺は問答無用でチャーリーに剣を振り下ろした。

が、簡単に避けられてしまった。

だろうな、だが、これが戦い開始の合図だ。

 戦いSTARTだ。


 と、そこで…

   まじか!?コイツ…予想はしていたものの、


「やっぱり、多少抵抗心が強い見たいだけど少し強めに洗脳したらすぐかかった。」


 ラムネを洗脳したのだ。


 チャーリーが不敵に笑う。


「さて、獣人よそのハイルと戦ってみろ」


 まじか、コイツラムネと俺を戦わせて勝った方を漁夫の利する気か?

 クソ野郎じゃねえか…


(さ〜どうする、ハイルくん。俺はその獣人に下した命令は君を殺すことだ。

 ハイルくんも殺す気でいかないと死んじゃうよ〜

 どう対処するのか見ものだね)


 チャーリーが、興味深そうにハイルを見ている。 不適な笑みを浮かべて…


いよいよ、戦いstart!

次回で、終われるかな?

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