七十一日目の生きる意欲:ロキソニン
二千二十四年七月三十一日。
ついに医学に手を出す。
先日に続いて、朝からずっと、頭痛、吐き気、眩暈、眼痛、発熱、等々。
家から出る事すらできませんでした。
なので、残り少ない食糧を、少しずつ消費しています。
朝はジャム食パンを一枚だけ食べ。牛乳を少し飲み。
ほとんど気持ち悪さで起き上がれない状態に。
こう言う時って、逆に出かけてちゃんとしたご飯を食べたほうが良いんだよな…と思いながら寝込む。
で、昼ご飯はジャムを付けない食パン二枚。
で、夕飯は…牛乳を少しと、インスタント味噌汁…。
食べて無いようなもんじゃないか! と、今までになく思っている。
たぶん、今回の不調も、其れまでだったら「なんか今日も調子悪いや。まぁ、何時もの事か。我慢我慢」とか思ってたんでしょうけど。
普段の「調子の良さレベル」みたいなものがあったとしたら、七十日前までは、それが若干低めに設定されていたんだと思うんですよ。
頭痛くらいは当たり前、みたいな。
ですが、食事を改善してみたりしたおかげか、最低でも二週間くらいはその「普段」のレベルが上向いていたんだと存じます。
だからこそ、不調になった時の「不調さ」が辛いのだろうと。
頭痛の影響か、少し面倒くさかったんですけど、野菜があるから温野菜でも作って食べようかな。
十九時五十分くらいまで頑張ったのですが、とうとう頭痛に耐えかねてロキソニンを飲みました。
そして思い出しました。
頭が痛いときに飲むべきもの。
それは、出汁つゆの水割り。
インスタントの味噌汁でも頭痛は軽減したのですが、何せ…味噌汁は二杯分しか残っていなかったのです。
さぁ、いよいよ窮地に立たされました。
冷蔵庫の中身は、夏野菜少々、マーマレードジャム、卵二個、出汁つゆ。
インスタント食品の類、炭水化物食品の類は残って居ません。
明日の朝、もし、ジャムや出汁つゆで頭痛を軽減した状態で出かけられれば、食料を得ることができるかもしれません。
けれど、今日のように寝込んでしまったら…明後日には、熱中症にかかってヒカラビタ遺骸に成っている僕が居るかも知れません。
生き延びる気は満々なので、明日は何とかしましょう。出かけてしまえば何とでもなる。
それこそ、ロキソニンを飲んででも。
麺つゆも飲もう。
風呂に入って眠ります猫明神。
朝起きてシャワーするのがもうつらい。




