六十八日目の生きる意欲:気持ちを大切に
二千二周四年七月二十八日。
ホウレン草とチーズをたっぷり入れたスクランブルエッグを作った。
チーズ臭くて美味しくなかった。
うわぁぁぁあああああああああああぁぁぁぁあああん! って思った。
悲しくなりながら完食した。
美味しくないチーズのせいでずっと胃が重い。
夕飯は食べれません。
近頃、猫明神に祈るようになってから、俺んちのX(旧ツイッター)に、猫映像が到来する。
猫映像が降臨する。そして他の色んな動物達映像も降臨する。
不満は無いのだが、何か騙されている気がする。
猫ズがおいどんをダメにする。
リツイートしてくれた人の作品を読みに行く催しを行なう人々を発見すると。
良いなぁ…って思う。
だけど、その催しに踏み込む勇気がない。
リツイートに参加するほうも、自分が開催するほうも、両方勇気がない。
そんな根性なしだからみんなから見捨てられるんだ、と言う事は分かっている。
うん。単純に、拗ねているのです。
行動力の無い根性なしにとっては、他人様はみんな光り輝いて見えるのさ…。
笑ってくれよ。擬音と同じ音で。
唐突も無く飯の記録。
朝、マーマレードジャムパン。コーヒー。ちっこいチョコレート。
昼、ホウレンソウと溶けるチーズ入りスクランブルエッグ。
夕、何も食べる気がしない。
プロテインくらいは飲んでおこう。
とある、実在した実験のお話です。
小型のお猿さんのケージの中で、お猿さん達は毎日色んなフルーツをもらっていました。
きゅうりのスライスはみんな好きだけど、一番好きなのはブドウなんだそうです。
ある日、特定のお猿さんにはきゅうりのスライスを、その隣に居たお猿さんにはブドウをあげたんですって。
そしたら、キュウリをもらったお猿さんは、「おれにもブドウをくれよ」って求めたんですよ。
だけど、そのお猿さんにはきゅうりしか渡さなかったんです。
きゅうりだって好きなはずなんですけど、ブドウじゃなくてきゅうりしかもらえなかったお猿さんは、すっかり怒ってしまって、きゅうりをぶん投げたそうです。
そう言う複雑な心って、人間だけが持つわけじゃないんですね。
丁度、今の僕は、ブドウを手に持っている皆さんを眺めながら、きゅうりに塩を付けて食ってる状態です。
これはこれで美味いんだと納得しようとしています。
宮沢賢治の辿り着いた「あめにもまけず」の心境に至ろうと努力しています。
悲しくなんてないやい。目から心の汗が出るけど。
あちき負けない。勝てなくても負けない。
切なくやるせないミスターアセロラを笑えなくなっちゃった。
よし、アセロラよ。今日は一緒に手酌でコーヒーを飲もう。
猫明神のすばらしさについて語り合おうじゃないか。
結局それで救われるのです。




