五十一日目の生きる意欲:ベーカリーの総菜パン
二千二十四年七月十一日。
素晴らしいものと出会いました。
バスに遅刻するー! と思いながら、たまたま見つけたベーカリーで買った、茹で卵とベーコンとそら豆の乗っているパンです。
値段も味の説明も全然読まずに適当に選んだのに、すごく今の気分に合っていました。
特に、茹で卵の部分がとても美味しい。
慌てていた割にはセレクトが完璧。と、自分を褒めています。
その他に、塩バターパンも買ったのですが、こっちも安定の美味さでした。
何故、突然ベーカリーに行ったのか。
それは、昨日のこのエッセイの記述を呼んでいた時に、家に帰っても、パンがない事に気づいたからです。
パックご飯を買わなくなったので、今日のうちにパンを買っておかないと、夕飯と明日の朝ご飯が存在しなくなるのです。
一食くらいなら茹で卵で誤魔化せるかもしれないけど、二食も炭水化物を食べないのは無理だよなぁと思って、バスが来る八分くらい前に列を離れ、何処かで食料を調達できないか探しました。
幸いな事にベーカリーが目に入り、幸いな事に手持ちの金額内で買えました。
ですが。
その時の手持ちが、七百円ちょっとしかなかったのです。
財布が空になってしまうのも、これまた不都合だったので、急いでATMを探しました。
だけど、とっさに最寄りのコンビニを思いつかなかったのです。
ちょっと歩いた所にあるコンビニは思いついたので、其処に走ったのですが、コンビニがあるビルを工事しているらしくて、入れず。
で、一番近いコンビニに行くしかないと切り替えて、やはり走ってコンビニに入り、引き落としだけして、再びバス停にダッシュしました。
で、ありがちな落ちですが、バス停に辿り着く直前で、バスは扉を閉めて走り出しました。
幸いな事に、次のバスは十分後だったので、生温かいバス停で顔や首にかいた大量の汗を、服で拭っていました。
よく考えたら、ハンカチも持って行ってるし、何だったら除菌シートだけど冷たいウェットシートも持っていたのに。
何で服で汗を拭いていたんだろう。ちょっとしたパニック状態だったのかもしれない。
で、バスの中の冷房で汗だくの状態は解除されて、家に帰ってきて、水を大量に飲んで、その時に食ったしょっぱいパンがめっちゃ美味かったと言う話です。
塩分って素晴らしい。
今週も、平日は明日でラストで、しかも三連休に突入します。
金曜日夜から月曜日までの予定としては、執筆を進める事と、普段できていない部分の創作活動を行なう時間を設けると言う所です。
二十二時前には眠って、せめて朝八時…遅くても朝九時には起きたい。いや、起きよう。
朝にしっかり起きておくために、三日間の生活の予定をぎっちり詰めておこう。
飯もしっかり食べて、筋トレもしっかりやって、柔軟もきっちりやって…昼間に眠くなったら、昼寝をせずに運動をしよう。
よし。今日も頑張った。明日はアイスクリームを買ってこよう。




