十日目の生きる意欲:稲妻の走る葡萄ジュース
二千二十四年五月三十日。
朝に早起きをして小説を書く計画の二日目でした。
五時半に起きて、ブルーベリージャムをたっぷり塗った食パンを食べて、紅茶とコーヒーと牛乳も飲みました。
後は音楽を聴きながら執筆するだけ…と成って、ヘッドフォンをしても、全く筆が進まない。
(意味:筆が進まない=文章が思うように書けないよ、困ったねやれやれと言う状況)
聞いてるCDの選曲が悪かったかと思って、色々CDの旅をしましたが、どうにもパッとしない。
頭が働いていないのは確実で、何より眠たいのです。
僕には七時間半睡眠は合わないようでした。
で、少し眠りなおそうと思って、アラームをかけて眠りなおして、四十五分後に起きました。
そして朝の執筆を諦めました。
プロットだけ書いて終了。
六時半から九時前くらいまでじっくり眠りなおしました。
その後、コンビニで朝ご飯を買った時に、ブドウ糖を摂ろうと思って、「ひとふさ分の葡萄」だかなんだとか言う、コッテリした色の、コッテリした味の、葡萄ジュースを買いました。
そして、甘い系のパンとかお菓子を食べた後で、葡萄ジュースを飲みました。
その時の僕の脳と血管に起きた稲妻を、文章的なアクションで表現してみます。
「ぶどぅぉおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉっ・とぅうぅぅぉおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおおぉ!!」
って感じでした。
味はくどいくらいのグレープなんですけど、グレープジュースと言うより「巨峰を潰して作りました」みたいな飲み物で、普通の砂糖水を飲むより、すごかった。
何がすごいかって、威力が。回復の威力がすごかった。
ヨーロピアンの方々の葡萄酒好きは、ブドウ糖好きと言う事なのだろうか…と思ったけど、赤ワインって渋いんだったと思いなおしました。
それとも、お値段のする良いワインは渋くないのでしょうか?
葡萄酒でブドウ糖を摂る事は出来るのだろうか。後でググっておこう。
で、プロットしかできていない小説をどうするかをぼんやり考えながら昼間を過ごし。
帰って来てから執筆再開。
朝のうちに考えていたプロットで物語を考えても、書いてる自分がつまらない。
朝の寝ぼけている時点で「つまらない」のではなく、すっかり覚醒して昼間中を一睡もしないですごして、ちょっぴり疲れているけど頭ははっきりしている状態で、書いてるものがつまらない。
つまり、朝のプロットは駄作であると判断しました。
で、基本の展開は変えずに、大きく物語を大回転しました。
したらば面白いように筆が進むし、何より「こーなってこーなるんやろなー。ありがちやなー」って言うのが無くなって、筆者として安心して書けるようになりました。
しばしば、他人様の作品の感想欄とかで、「安心して読める」って言う言葉を記してゆく人がいらっしゃると言うのを知っていたのですが、読み手の安心と書き手の安心は違うのかも。
何がどう違うとかを書いてしまうと、「安心して読みたい人達」への攻撃になってしまうかもしれないので、詳細には描写しません。
攻撃と言っても、言葉の弾丸を飛ばすとかじゃなくて、爪を切った猫がパンチするくらいのふんわりとしたパンチを放つくらいだろうけど。
だけど、僕も心に魔物を飼っているかも知れない可能性はあるので、正拳突きを覚えながら、猫パンチの方法も熟知する必要がありますね。
力加減と言うのは大事なのです。赤子に向かって拳を振り下ろす奴にはならないようにしよう。
身近に赤子おらんけど。




