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正常に生きるために飯を食う計画  作者: 夜霧ランプ
スタートダッシュ~とにかく量を食えの期間~
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初日の生きる意欲:塩飴がうめぇ

 ここしばらくの経緯です。


 これを執筆しながら、部屋にはバニラの香りのアロマキャンドルが燈してあります。

 甘いような少し酸いような蝋の匂いがして、とてもご飯が美味しくない。どうせ鮭茶漬けなんですけどね。

 でもって、今日食べた食事が、「六枚切り食パン二枚」と、「パックご飯のお茶漬け二膳」と、大量のココアと、大量のコーヒーと大量の紅茶でした。

 体の中に入ってきた、僅かの炭水化物を、ちょっとだけ栄養やカフェインの入っている水分で嵩ましして空腹を癒しているわけです。

 これらの食事を摂取している本人は、とてもしっかり食べたつもりになっているので、何が悪いのか分からないのですが、体の方としては明らかに飢餓なんですよ。

 あまりに低栄養の状態が標準になってしまっているので、ちょっといっぱい食べると、赤血球達が「栄養入って来た! 今の内だー!」って言って、腸の辺りで栄養の争奪戦をするので、脳貧血になります。

 実際に今も、二膳目のお茶漬けを食べてから、頭が痛いのです。

 あんまりそんな事ばっかり続くので、ご飯を食べる=状態が悪くなると言う図式が、僕の頭の中にプログラムされているらしく、よっぽど美味しい物でない限り、いっぱい食べようと思えなくなって久しいのです。


 少し前、正確には、二千二十四年の三月二十七日から、飯を食べるためのレコーディングダイエット(和訳:記録健康維持)法を取り入れてみました。

 和訳した通りに、どんな飯を食ったかとかを記録する事で、体重の増減をコントロールするダイエット方法ですね。

 僕はこれを飯を食うために取り入れました。三月末から始めて、四月一杯記録を取って、記録を取るためにご飯を食べるようになりました。

 時間がかかるのですが、一時的に自炊もするようになりました。

 そして五月一日を最後に記録を止めてしまいました。

 しっかりした飯とは言えないけど、炭水化物と蛋白質と野菜を食べるようになってから、多少肉が付きました。重さでは一キログラムの増加がありました。

 体脂肪率は二十七パーセントから二十九パーセントを上下していました。

 その状態に体が慣れ始めた頃、僕はお腹が空かなくなりました。

 で、この二十日間くらいで、またあんまり食べない生活に戻ってしまいました。

 自炊で作ったまずい飯以外にも、コンビニで買って食べている美味しいはずの飯も量が食べられなくなったのです。

 これは生存活動的にまずいと思うのです。

 因みに、僕の今の体重は五十五キロから五十六キロくらいです。増えた時で五十六キログラム台です。


 身長から換算できる体重としては、もうちょっと増えても大丈夫らしいのです。

 付け加え、現在の僕は骨格が歪んでいて、それを正すために持久力筋のトレーニングをしようと計画しています。

 その他に、年齢と共に行動力が無くなってしまうのって、主に体力の減少に伴う疲労感が原因なんだそうです。

 そこで考えたのですが。

 飯をたくさん食べる代わりに、体を鍛えて、体力(主に持久力)を向上させて、もっといっぱい色んな活動が出来るようにしようと。

 目標としては、足が遠ざかっていた「音楽関係の同人イベント参加」に復帰する事ですね。

 音楽関係の同人イベントって言うのは主に首都圏であるんですけど、コロナが流行する少し前に「遠出するのはしばらく止めよう」と思ったら、その年のうちにコロナが流行ってしまったのです。

 それから、延々と自粛期間が続いて、自粛制限が無くなっても、「なんか出かける気分に成らんよな」って成って、気づけば飯を食わないでダラダラと日常を過ごすようになってしまいました。

 これではあかんと思うのです。


 反省を踏まえて、飯を食いながら体力を取り戻す方法を考えます。

 第一段階は、ちゃんとした食事を摂る事。ちゃんとの定義は、「炭水化物、蛋白質、野菜」を、一日に一回は食べる事と。

 第二段階は、鍛える事。メニューとしては、十五分の柔軟と三十分のジョギングと十五分の筋トレで良いかと。

 第三段階は、飯を食って鍛える状態を持続する事。週末でも飯を食う事をサボらない事。


 今月もあと十日くらいで終わるので、とりあえず十日間、ちゃんとした飯を食ってみます。


 頭の中はまとまったので、まずは…塩飴を摂取すべし。

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