第九話 小休止のために野良ダンジョンを探します
俺は今一人で野良ダンジョンを探している。
未発見のダンジョンのほうが宝箱とかが残されている可能性がある。
まあリポップするんだけどな宝箱も。
宝箱から希少なお宝が出るケースは稀だ。
というか殆ど罠だろとしか思えないようなトラップを仕掛けてくる。
野良ダンジョンを見つけた。
山の中にあるから見つけるのが苦労する。
都会型のダンジョンは人も多い。
けど山中型はどうも田舎臭い。
一つ目の一層がキラーラビットが出現する。
でも弱い。経験値にもならない。そんなこともありすいすいと二層に行く。
二層がヤバイ。強い。
バトルドック。
戦闘用の犬か。
なかなかの強敵だったわけだ。
噛付き攻撃が異常に恐怖感を植え付けてくる。
しかも臭い息を吐いてくる。
精神的トラウマを植え付けてくる犬だった。
そんなこともあり今日は休憩。
バトルドックからのレアドロップが戦犬の仮面。
つけると戦闘力が50上昇する。
俺もヒーロをやってみるか。
戦犬の仮面をつけてモンスターを退治する。
ミツキとも出会う。
「あなたは何者だ!?」
「えっ(気づいてないのか)ソウガだ」
「ソウガは私のライバルなのか」
「そうだな」
そうして一緒にモンスターを退治する。
アカツキはソウガと一緒にバトルする。
「まさか……ハジメなのか??」
「やっと気づいたか」
「えええ!! 本当にハジメなのか!?」
「そうだよ」
そんなこともあり、一緒にカフェでホットケーキを食べる。
「旨いな」
「旨いですね」
「サツキさんも呼べばよかったのに」
「それは遠慮したい」
「実は来ている」
「いつからいた!!」
「ここのホットケーキ美味しいよね」
そうしてホットケーキを食べまくった。
そういえば姫路ダンジョンにはダンジョン蜂蜜というものがドロップするとか。
瓶付きで。
それを狙いに行くか。次は。