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第八話 ニッポンバシダンジョン第二層

 ニッポンバシダンジョンの探索を終えたのは一層だ。


 一層からホブゴブリンが出現する結構難易度が高いダンジョン。


 でも今日は俺たちは第二層を攻略する。


「ついに二層か」


「やばそうか?」



「ぜんぜん、普通に楽できそう」


「そうか大丈夫か」


 いかんせん魔装魔剣の副次効果魔獣化でなんとかなっている。


 俺の場合ラビットソードでウサギの力を貰えるから。


 ただ二層の敵が厄介のようだ。


 まだ二層のデータが無い。


 ニッポンバシダンジョンはまだ一層しか攻略されてない。


 二層はノーデータだ。


 俺たちが人類初の二層攻略者になるかもしれない。


 そして二層に降り立った。


 出てくる敵は格闘ウサギ。


 二足歩行のカンガルーみたいなウサギだ。


 かなり強そう。


 俺はラビットソードの潜在能力を引き出して魔獣化した。


 ラビットにはラビットで応対だ。


 ミツキは身体能力を上昇させた。


 サツキは魔法使いのジョブだ。


 魔法を水魔法を放った。


 格闘ウサギはそれらを蹴り倒した。


「嘘だろこの兎……」


「強い」


「やるね」


 そして俺に蹴りを入れてくる。


 俺はそれを受け身で回避した。


 その後ラビットソードで斬りつける。


 格闘ウサギが俺に飛び掛かる。


 右手を蹴られた。


 かなりの衝撃だ。


 打撲ですめばいいのだが。


 俺は左手にフレイムソードを持った。


 炎を纏っている。


 格闘ウサギはほんの少し怯んだ。


 炎斬!


 格闘ウサギを斬りさいた。


 なんとか倒せたようだ。


 ラビットソードにプラスがついた。


 どうやら同じウサギを倒せば武器が強化されるようだ。


 ラビットだけに強化されるのか?


「ウサギ通し争うなんて……」


「どうしたミツキ?」


「なんでもない」


「さあ行こうさらなる奥に」


 ダンジョンの転移の祭壇に来た。


 ここで地上に戻れる。


 一種のワープ装置だ。


 ダンジョンとはかなり探索者に有利になっている様だ。


 だがミツキとサツキは戻ろうとしない。


「俺帰りたいんだけど」


「じゃあ先に戻ってて」


「そうかい」


「ハジメはまだまだだね」


 そうして俺は先に地上に戻ってカフェにでも行っていた。


 1時間後ミツキとサツキが戻ってきた。


「やっばい三層怖い怖い怖い……ヤバイ」


「やばかったよ三層普通に敵が強い」


 そうして俺にすりよってくるミツキ。


「怖かったよハジメ」


「よしよーしよし良い子だな」


「私も撫でてハジメ君」


「なんで」


「お姉さんも怖かったにゃーん」


 良い年こいてにゃーんはやばいだろ。


「なんか言った?」


 圧が強いよこの人。


 そんなこともありニッポンバシダンジョン三層は俺がいないと駄目なようです。


 

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