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第六話 ダンジョン推進法

 ダンジョンが出来て3カ月が過ぎた。


 俺たちのところに内閣特務調査員のお偉いがたが来た。


「どうも内閣特務調査員です新塚慎太郎と申します」


「新塚さんは何しに俺の家に?」


「ダンジョンを推進したいので広告塔になって欲しいのです」


「断る」


「そこをなんとか」


「どうするミツキ?」


「僕はいいけど」


「じゃあいいか」


 そして二人でCMを取ることに。


 俺たちもトップ探索者だだがまだ非公式だ。


 ダンジョンランキングボードは何者かにより植え付けられた特殊なボードだと非難されている。


 だから政府も公式としてなかった。


 ダンジョンランキングボードを怪しむ団体もいた。


 政府もダンジョン推進法案を作り野党の反対もある中なんとか強硬採決をした。


 これにより15歳以上の者はダンジョンに入ることが可能になった。


 特殊な研修を行うだけでだれでも探索者になれる世の中になった。


 政府もダンジョンの中にある資源を欲していた。


 戦争や紛争、さらに資源不足からダンジョンの眠れる資源が魅力的に見えたようだ。


 実際ダンジョンから採掘されたマジックスート―ンというアイテムが物凄い熱量を発したので研究したら原発10基分のエネルギー量を持っていることが判明したのだ。


 これには政府も重い腰を上げた。


 ダンジョンは現在各地にできている。


 政府はモンスターが出てこないように一定期間で間引きを行っている。


 自衛隊や警察の一部ダンジョンに反感を持たない者なら入れるようだ。


 だからこそダンジョンをわがものにしたいと考えている様だ。


 現金な奴だな政府もと心底あきれる俺。


 ミツキも不機嫌そうだ。


 なおこの情報は政府の社外秘情報をハッキングして得たものだ。


 ミツキがやってくれましたハイスペックだよこの娘。


 まあそんなこともありダンジョン推進法案で堂々とダンジョンに入れるからいいんだがね。

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