第二話 釈明期
高校の中にモンスターの集団が。
健四郎君はバットを片手に恐る恐るモンスターの前に行こうとする。
先生が止めようとするが、なかなかに足がおぼつかない。
健四郎君の取り巻きはやめようぜな雰囲気。
でも健四郎君はやる気だ。
そしてゴブリンらしきモンスターが3体。
汚い棍棒を持っている、コシミノをつけている。
狂暴な顔をした緑色の小魔人。
そんな最悪の敵が健四郎君の前に躍り出る。
ゴブリンは奇声を上げて常喜する。
「ケッケエエエ!!!」
「グゲゲゲ!!」
まるで目の前に獲物が現れたかの如く喜んでいる。
ゴブリンたちは恐ろしい。
健四郎君はバットを持って応対している。
ゴブリンは1体でこん棒を振り回している。
俺はやばそうになったら前に出ようとしていた。
だが意外なことが起こる。
健四郎君がゴブリンを倒した。
まさかの展開である。まさかそんなことが起こるとは。
ゴブリンたちが焦る。
そして二体めがけて跳んできた。
だが健四郎君がいきなりボールと唱えると見えない不可視の弾丸が飛んでいく。
そしてゴブリンが吹き飛ぶ。
そのまま倒してしまった。
みんなが歓喜する。
なんだがつまんないな~。
俺が助けてあげるかと思ったんだが。
まあいいや放課後ダンジョンを探そう。
最終的に勝てばよかろうよ良いのだ。
釈明期なような気がする。