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第十八話 ニッポンバシダンジョン第十層(ボス戦)

 鉄の扉を開く。


 そこに鎮座していたのはゴブリンの王。


 ゴブリンキングだった。


 俺は魔獣化して白兎の力を借りる。


 フレイムソードも魔獣化の力で炎の化身を身に纏う。


 ミツキもアカツキモードになる。


 サツキも発射魔法を使っている。


 ゴブリンキングを怒らせたようだ。


 ゴブリンキングは持っている剣鉈を振り上げる。


 俺に向かって飛んでくる。


 俺は飛んだ。


 兎の跳躍力を舐めてはいけない。


 ゴブリンキングをラビットソードで斬る。


 ゴブリンキングは剣鉈で防いだ。


「ガググググググググッ!!!」


「弾け飛べ!!!」


 ゴブリンキングの右肩を抉った。


 だがまだ止めをさせない。


 そのままさらに斬りかかる。


 左足を切り落とした。


 崩れ落ちるゴブリンキング。


 そのまま出血多量で死ぬか思った。


 だが出血を止めるゴブリンキング。


 しかも再生した。


 スキル再生を持っているのかかなり厄介だ。


 俺は爪を巨大化した。


 そして切り裂く。


 切り裂く。


 切り裂く。


 切り裂く。


 切り上げる。


 ゴブリンキングは余裕が無い。


 爪を巨大化するなんて芸当俺でも初めてだ。


 魔獣化は何ができるかまだ不明な点がある。


 それだけ最強のために何ができるか。


 不明だ。


 アカツキが手を燃やしている。


「ファイヤパンチ!!」


「白狼爪!!!」


 兎なのに狼とはもはや意味不明だ。


 でも爪を巨大化させるイメージは兎じゃない狼だ。


 ゴブリンキングは虫の息だ。


 だが驚愕の反撃を見せた。


「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


「なんだあれは!?」


 ゴブリンキングが光っている。


 そして一回り体躯が大きくなっている。


 そしてかっこいい尾びれのような髪の毛が生えている。


「あれは種族進化よ」


「サツキ知っているのか!?」


「見るのは初めてよでもゴブリンキングじゃないでしょあの圧力は……」


 ゴブリンキングからゴブリンゴッドに種族進化している。


 ゴブリンゴッド……神のようなゴブリンか。


 でも俺は星雷速の腕輪も装備している。


 一気に勝負をしかけるぜ!!


「リザードマンナイフ……魔獣化!!!」


「蜥蜴斬り!!!」


「ガフウウウウ!???」


 リザードマンの力をすらも吸収する。


 俺は異形なる怪物となる。


 ゴブリンゴッドの謎のビームを回避して首を斬り落とした。


「魔獣化の副作用かな……ハジメ怖いよ」


「あぁっ……怖い俺が??」


「いやハジメらしいよサツキさんはそう思う」


「怖いは言い過ぎだね」


「ああ俺は普通だ」


 人外の域かもしれない。でもそのような感情すらも捨てたのかも知れない。


 落ち着いた。


 まあ魔獣化を複数重ね掛けしたから副作用かも。


 そしてニッポンバシダンジョンの第十一層に行く。


 一応ボス戦のゴブリンゴッドの目玉と睾丸と剣鉈は売ると20万になった。


 各20万なので60万だ。


 凄く稼げたので次はもっと稼ごう。


 トップ探索者はつらいぜ。

ここまで読んでくれてありがとう。

ブックマークと評価があるともっと嬉しい。

感想とかもあると嬉しい。

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