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第十四話 ニッポンバシダンジョン第六層

 朝起きた。


 高校に行って授業を聞く。


 朝ごはんはパンとヨーグルトとフルーツだ。ココアも添えて。


「お兄ちゃん最近ダンジョン行ってるんだよね」


「そうだけど美咲お前はダンジョン探索者にはまだ慣れないぞまだ14歳だぞ」


「お兄ちゃんも最初は資格が無い状態でダンジョン入ってたんでしょ?」


「そうだけど緊急避難が適応されるぞ」


「嘘!! 自発的に入ってたくせに!」


 なお朝ごはんの準備は担当制だ。


 月、水、金、日は俺。


 火、木、土は妹の美咲。


「でも次の誕生日くるのは来年の2月だしね少しだけわくわくするよ」


「高校生から奨励らしいぞダンジョン探索者は」


「でも早くなりたいじゃんお兄ちゃんも今かなり強くなってるでしょ?」


「ああ家計の足しになってるしな」


「お父さんとお母さんは海外赴任でなかなか帰ってこないし」


 家は父親が動物学者件医者で動物の研究や動物を診ている。


 母親は大学教授でオーストラリアの大学で講師をしている。


 とまあうちには両親は不在だがお爺ちゃんがいる。


「今も白い目で俺と妹を見ている」


「声に出てるぞハジメ」


「しまった」


「白い目で見ているだって……きもいよお兄ちゃん」


「まあ二人とも喧嘩するな飯が不味くなる」


「そうだぞ美咲、もっと美味しく食べろよ」


「お兄ちゃんでしょ悪いのは!!」


 妹の機嫌がいつに増しても悪いようだった。


 今日は放課後ミツキとサツキと第六層の攻略だ。


 なかなかに骨が折れそうだ。



 放課後ニッポンバシダンジョンに集合した。


「ハジメ遅いよ~~~」


「ハジメ君遅いね」


「いいだろ別に」


「じゃあダンジョン入る前におやつの時間」


「そこでたこ焼き食べよう」


「いいけどもしかして俺のおごり?」


「うん」


「そう」


「まいいけど一番稼がしてもらってるから」


 そうしてたこ焼きを食べる。


 そしてニッポンバシダンジョン第六層に挑戦だ。


 第六層は油蛙だ。


 デカいカエル。


 デカいカエル。


 でもカエルだから強いかも。


 普通に倒せた。


 魔獣化して普通に倒せるくらいだから弱いな。


 ドロップアイテムはガマの油(小瓶入り)。


 買取価格は一瓶1000円だった。


 ここに来て下げ止まり。


 さっさと第七層に行きたいねえ。


 でも第七層は遠い。


 ミツキが気弾を放つ。


 サツキが魔法拳(物理)を飛ばし殴る。


 最大限の攻略で第七層まで来た。


 さて本日はまだまだいけるぞ。


 もっと行くぞ。

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