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99絶望と絶望のわずかな希望の街、バランタイン

ここからは、徐々に立ち上げっていく姿を描きます。

 

 例の事件から四十日が経過した。


 山のふもとには今日も男が佇む。


 それからというもの、男の前を通過した人間はいなかった。


 だが、今日は男の前を、三人ほどの人間が通過した。


 いずれも、服はボロボロ、灰で真っ黒で、性別もわからない。


 皆、下を向いて歩き、男の前を通過していった。


 三人とも、佇む男に気づいたか、チラッと山のふもとで佇む男を見るも、再び、下を向き、通過していった。


 だが、山のふもとで佇む男以外にも、生きている人間は確実にいた。

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