表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
珠劉冒険記  作者: 白熊猫
第一幕 一章 血塗られた二振りの刀
5/6

豪雪災害

凄まじい轟音が部屋を包み込む。


「戦いの振動がここまで響いて!」


「東麓、未来、大丈夫かなぁ。」


珠劉と千崎は走りながらおいてきた二人を心配していた。




「貴方の攻撃、少々痺れるわね。」


東麓の雷撃を喰らったスノーヴァがそこに立っていた。


「あの一瞬、お前の攻撃をすべてかき消したのさ。私のほうが上手だったてわけさ。」


雪がつもり小高い丘とでも言えるところに立った東麓はそういった。


「ねぇ、先輩。ここから遥か彼方にある場所では雪で人が死ぬんだって。」


「何が言いたい...」


「豪雪ー雪豹!!」


スノーヴァの周りを雪が包むと同時に凄まじい豪雪が吹く。


「なんのつもりだ。」


東麓の周りの雪が蠢き豹を形作る。


「噛まれたら凍傷のおまけ付き!死になさい!」


雪像が一気に東麓に襲い掛かった。




=====================================


「お嬢様、今回の侵入者ですが東洋の者とは見えません。」


ほの暗い広間に入ってきた使用人の女が言った。


「そう。いいじゃない、計画にはもってこいだわ。」


「東麓が来てるんでしょ。久々に会いたいわ。」


「ソヤハも戦いたーい。」


先の使用人とは対局の位置に位置する椅子に座る三人の女達が言った。


「時にお嬢さ、、」



これまた使用人から見て今度は横側の位置に居た女が口を開こうとして気迫に殺される。


「ツ」


「何喋ろうとしてんだよォ。」


三人の女の中でも最も幼い、否ソヤハと名乗った女が叫んだ。


「失礼しました。」



「足止めは二人に任せとけばいいわね。」


真ん中の女が話をまとめる。


「承知いたしました。」

「了解」

「はーい」

「仰せの通り。」

「ーーーー」



「禊の時間 二時限目 万物対談!!」


使用人が突如として術を展開した。


「波瑠!どうしたの?」


女が聞く。


「伝令です。侵入者の二人は番人を振り切ってこちらへ向かってるようです。」


「私が行く。ノズ、付いてこい。」


今まで沈黙を保って居た仮面の男が言った。


「頼んだわよ、爆。」


「ハッ」


爆とノズと呼ばれた女はそう言って走って行った。



=====================================


「クッ」


表に噛まれ続け血だらけの東麓が立って居た。


「痛い?追い打ちしちゃおっかなぁ。」


そう言ってスノーヴァは術を展開した。


「雪人形劇[スノーゴーレムワルツ]」


猛烈な吹雪が吹き、中からいくつもの雪の巨体が現れ、東麓に襲いかかる。


「おいッ。」


突如として東麓の周りを閃光が包み込み雪を消し飛ばす。


「今日の天気は強い雪時々雪像

 

 そして  


 落雷特別警報だよッ」




はい。そろそろ倒そうね。そしていよいよあとの二人も戦う!!

残り何話かな?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ