28 コネコネコネ、食器を作る学食。
参考にしたもの
粘土、食器、いただきます、食堂など
=あらすじ=
とある学校ポータル。
毎食、精霊の粘土で、食器を作り、
食事する学校食堂。
-粘土コネコネコネ-
女後輩:せんぱーい、
食器をモミモミ、食事をアーン。
最後に私をパクパク///
いつもみたいに、して下さーい♪
男先輩:い・や・だ!
特に最後とか……
女後輩:なんでですかー
可愛い可愛い、後輩彼女ですよー?
男先輩:俺の友人のな!
……どうした?
俺に絡んできて、
またケンカでもしたのか?
女後輩:ケンカというか……
先輩、この学校食堂、どう思います?
毎回、食器を作ったりするの……
男先輩:うーん、まぁ……。好きかな、個人的に。
食器作るのに、少し時間がかかるけど。
粘土を触るの、嫌いじゃないし……
女後輩:そっちじゃなくて……
こう、内面的なやつ、精霊が~とかの……
男先輩:ああぁ、そっちか。
うーん、まぁ……。
しいて言えば、こんなもんかな、って感じ。
女後輩:えっ! そんな適当、なんですか……
先輩、粘土で食器作るの、
私達の倍は、時間掛けるじゃないですか。
だから、命の精霊に感謝の祈りをとか、
精霊の良き循環に祈りをとか、
すごく、真剣にやってるのかと……
男先輩:真剣ねぇー……そうでもないんだけど。
まぁ、日本人だからかな……
それに、いただきます、ごちそうさま、
やってるから、真剣に見えるのかもな。
女後輩:……そうですか。
実は、私……
祈りが適当って、言われちゃって……
男先輩:まぁ、あいつ。変に堅物だからな。
やるからには、ちゃんとする。
見たいな考えあるからな。
女後輩:そこが、良い所であり、
悩ましい所なんですよね……
男先輩:まぁ、なんだ……。ありきたりだけど、
カップルで、上手く行かないのは当たり前。
だから、
自分がどうされたいのか、したいのか。
もう少し話して来い……
もし、ダメなら……。
女後輩:ダメなら……。
男先輩:……おしまい、さよならだな。
女後輩:えー、そこは、なにか、してくださいよー
男先輩:俺も、忙しいからな……
ほれ、そろそろ、行った行った。
女後輩:うーっ。
ダメだったら、先輩をハッコウさせますよ……
-隠れていて-
男先輩:なぁ、ハッコウってなんだろうな……
女友人:……。
男先輩:そう、落ち込むなよ。
さっきも言ってたけど、
カップルで、上手く行かないのは当たり前。
ましてや、女性同士だ……
自分がどうされたいのか、したいのか。
もう少し、頑張って、話して来い……
女友人:……うん、わかった。
-更に-
女職員:おうおう、
美女に囲まれて楽しそうだったなー
私が、休憩返上で仕事してる時に……
男先輩:そう、やきもき、しないで……
今日は、ピンクの器粘土と、
グリーンの道具粘土だったから。
仲良し、さくらんぼをイメージして、
作ったんだ。どうかな?
一緒に食べてほしいなぁ♪
女職員:本当は、私みたいなババアより
若い子と、モグモグ……
男先輩:(ちょっと強引に抱き寄せて)
俺は、一緒に食べたい///
女職員:そこまで、言うなら……///




