表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/40

疲れてるだけ?


クリックしていないのに妹が勝手に話し出した。


「昨日は楽しかったね。また電話しようね、ぱぱ。」

隼人は背中に何か冷たい物が走った。電話をしたことは、誰にも言っていない。知ってるのは俺と電話の主だけのはずだ、、、

それに今まではお兄ちゃんと呼んでいたのに、何でいきなりパパなんて言うんだ?


「どうした、隼人。顔真っ青だぞ?」

真が心配そうに声をかけた。真の声で我に返った。


「なあ、今こいつ何か話したんだよ勝手に、、」

真は笑いながら、答えた。


「お前が間違えて押しちゃっただけだろ?」


「いや、違っ、、」


「お前さっきからおかしいぞ?疲れてるんだろ?少し休め。そうだ、桃子さんに電話でもして声聞いたらどうだ?」

真の提案に隼人は頷いて、パソコンの電源を落として真を部屋に残してベランダに出た。電話帳から、桃子さんを探して通話ボタンを押した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ