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DVDが教えてくれたこと


「運動会のDVDは、、、っと何処にしまったかな?」

ブツブツ言いながらDVDラックを探すが見つからない。何処にしまったかな?思い当たる所は大体探したが、見つからない。外を見ると暗くなり始めていた。


「やば、、そんなに時間経ってたっけ?早くゲーム進めないといけないのに、、、」


ゲーム?そういえばゲームの中にもDVD出てきたな、、、確か、見つけたのはテレビの近くだったような、、隼人はテレビの近くを探し始めた。テレビ台と壁の隙間を覗き込むと、忘れ去られた様にDVDが埃を被っていた。


「こんな所にあったんじゃ見つからないな。」


隼人はDVDをセットして見始めた。

まだ小さいはじめとゆい。そして、桃子さん。

俺が桃子さんに子供の事、家庭の事全て任せっきりになってしまったのはいつからだったかな?子供はいつの間にか大きくなっていて、我が子なのに何を話していいか分からなくなった。そこで、逃げずに向き合っていればどうにかなったのだろうか。今こんな風に薄暗い部屋でコンビニ弁当を食べる未来を変えられたのだろか?


気付くと画面の中には笑っている自分が写っていた。こんなに楽しそうに笑っていたんだ。気付かなかった。また、こんな風に家族を俺は守れるだろうか、、、、?



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