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桃子さんからのメール


「分かったら、早く家に帰ってゲームを進めてくれ。」

実玖は伝えたい事だけ言い終わると隼人を早々に部屋から追い出した。

ったく、人使いが荒い人だ、、、部屋から戻ると皆の視線を一斉に受けた。いそいそと人をかき分け、鞄を持って逃げるようにその場を後にした。


帰る途中に、携帯が震えた。取り出し、画面を確認するとメールが1件来ていた。メルマガか何かと開いた。


ー隼人さん、

 メール読みました。返事が遅れてしまってごめんない。

 私も、はじめもゆいも貴方の帰りを待っています。


 PS、、昨日はじめとゆいの運動会のDVDを見ました。

  はじめとゆいがたまたま同じ順位だったのを覚えてますか?

  当たったら、はじめとゆいが隼人さんに金メダルをあげるらしいです。ー


桃子さん、、、

運動会かー、はじめての二人の共演だってはりきって俺カメラ回して、わざわざ桃子さんのお母さんにDVD渡したんだったな。桃子さんのお母さんは桃子さんと違って厳しい人だったから、はじめが見切れてるとか、ゆいの徒競走で俺の声がうるさいとか、、、散々言われてたからもう捨てたと思ってたけど、、、


「はじめとゆいの順位かー、何位だったかな?」

隼人は独り言を呟きながら、家の鍵を開け中に入った。



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