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練習試合 対所沢農大戦 期待の2人

手越裕太郎

「このチームには爽やかさが無いね。なんていうか泥臭さの方が強い」


マウンドに行きながら手越は捕手の城山にそういう。


城山豪

「そういう高校もある」


手越裕太郎

「僕は美しく抑えていきたいです」


城山豪

「あぁそうだな」









カキィン




手越裕太郎

「!!」


平田の打球は左中間を破った。


手越裕太郎

「素晴らしい。あの打ち方、打球の速さ」


平田祥二

「なに言ってんだあいつ…」


城山豪

(スローカーブ狙われたわ…)


川石克徳

「よぅし」


川石が深く深呼吸して打席に立つ。


平田祥二

「続け川石!」


ピシュ


川石克徳

「ふんっ!」


カキィン


川石克徳

「よし!」


打球は二塁坂原の上を行きライト前へ


平田祥二

「ナイスバッテン!」



北条剛

「さて…」


ネクストバッターサークルで待機していた北条剛が打席に向かう。


その時、グラウンドの外から見ていた大原に


大原克也

「リラックスしていけ!ボールを恐れるな!」


北条剛

「はい!」


城山豪

(こいつ、1年か)


身長175cm体重85kg右投げ左打ちの北条剛


東京の有名シニアから入学した期待の1年生だ。


そして中学時代の雅昭最大のライバルでもあった。


前川久男

(子供の頃から白虎学園に憧れ、毎日練習風景を見ていた少年だ。色んな私立校から誘いがあったが迷わずココに来てくれた)


北条はバットを構える。


手越裕太郎

(1年生、この球が打てるか!)


ピシュ


手越が放ったボールは大きくブレーキをかけながら落ちる。


北条剛

「うお!」


バシィ


主審

「ストラック!」


北条剛

「すげぇ…」


大原克也

「なに見てんだぁ!それじゃ打てねぇだろうが!」


北条剛

「はい!」


北条は構え直す。


城山豪

(1年坊に少し怖い思いをさせるか)


城山はインコースに構えた。


手越裕太郎

(そこにストレート。わかった!)


セットポジションから手越は投げる。


ピシュ


北条剛

「!」


カキィン


強い打球はワンバウンドで坂原のミットへ!


坂原拓海

「へい4!」


坂原が2塁に投げた。


鈴木賢治

「6!」


2塁審

「アウト!」


鈴木が捕り1塁に投げ!


本町真

「3!」


1塁審

「アウト!」


北条剛

「だぁぁ~」


北条ゲッツーに倒れる。


しかし


坂原拓海

(良い打球だった。ちょっと仰け反らしたぞ…)


城山豪

「あのコースを果敢に、あの1年…、やるな」


北条剛

「っくそ~」


竹岡優

「ナイスバッテン!」


松田信夫

「ゲッツーだけど良かったぞ」


ベンチで北条は褒められる。


前川久男

(だけどゲッツーじゃなぁ…)


そしてもう1人の1年生


野坂隼人

「っしや来い!」


これまた山梨県からやってきた野坂隼人。


力んで初球打ってサード小フライに終わった。


野坂隼人

「っくそ~」




ネットの裏では



山田信司

「あの1年やるなぁ」


大原克也

「さすがスポーツ推薦だけのことはあるな」


平沢守

「右投げ左打ちだろ?おい村雨、スタメン危ういぞ」


村雨収

「とられる気はしねぇよ、1年なんかに…」

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