熊谷雅之による熊谷満の特訓開始
試合後・白虎学園
簡単なミーティングを開いて、今日の試合の反省点を述べたあと、野手陣は素振りにシートノック。投手陣はブルペンにいった。
熊谷満は熊谷雅之直接指導の元フォームを直す事になった。
熊谷雅之
「いいか?コントロールが悪いのは、フォームが悪いからだ。いくら球が速くてもストライクゾーンに入らないようじゃ夏はベンチ入りできないぞ」
熊谷満
「はい」
熊谷雅之
「まずはつま先を捕手に向ける事を考えろ。あとは何も考えるな」
熊谷満
「はい」
熊谷雅之
「よし、投げろ」
熊谷満
「はい」
熊谷満はセットポジションになり。
熊谷満
「ふしっ」
ズバァン
加藤壮介(控え捕手)
「ナイスボール!」
前園裕也
「けどボールだな」
熊谷雅之
「あとはつま先から地面につける事を考えろ」
熊谷満
「はい」
熊谷満
(つま先地面、つま先最初…)
熊谷満
「ふしっ」
ズバァン
加藤壮介
「ナイスボール!」
熊谷満
「おっ、なんか良い」
熊谷雅之
「今日は体にそれを覚えさせろ。まだお前には教えるのが多いからな。」
前園裕也
「腕の振りがおかしいし…」ボソッ
熊谷満
「うおりゃ!」
ズバァン
加藤壮介
「OKナイスボール!」
熊谷雅之
(フォームがバラバラだ。まずはトレーニングの仕方から教えるか…)




