石大青陵 またおっさんたちの会話
前園裕也
(去年の夏から練習に練習を重ねた。この球を最後の夏に…)
山田信司
「そろそろ勝ち越し点取ろうぜ!!」
内藤修三
「白虎学園の投手力は認めよう」
葛城良介
「はい」
内藤修三
「あの石大青陵打線を3安打1点に仕留めてるのはスゴいが…」
葛城良介
「白学も3安打1点ですけど」
内藤修三
「意味合いが違ってくる。石大青陵の1点と白学の1点は…」
葛城良介
「そりゃ投手力を売りにしてる白学と強力打線を売りにしてる石大青陵ですからね」
内藤修三
「まず白学。打てるんだがイマイチパッとしない」
葛城良介
「前回の東南大舞浜戦は別のチームのように打ちましたけどね」
内藤修三
「しかし3年前の夏から大会平均打率は.256とあまり良いとは言えない。『中途半端』なんだ」
葛城良介
「少なくとも強豪が占めてる千葉で2割5分はもの足りない」
内藤修三
「だけど逆に投手の防御率は凄い。3年前の成績からずっと1点~2点前半を維持してる」
葛城良介
「3年前は井田。2年前は諸積。1年前は佐々木。そして今年の前園と毎年エースが好投しますからね」
内藤修三
「だけど打撃陣は3年前に前田が卒業して以来、主砲不在だ。特に今年は平沢が4番だが、はっきりいって主砲じゃない」
葛城良介
「堅実に打つバッターですもんね」
内藤修三
「だけど2年の平田はクリーンアップ打つのは向いてるが、4番では無い」
葛城良介
「ただ、来年以降は違うかもしれん…。ある中学校の主砲だったっていう打者が白虎学園に入学するらしい」
内藤修三
「そんなもん。平田だってそうだった」
葛城良介
「ただ、思い切りの良さとパワーは高校顔負けだとか」
結果7回裏も
カキィ
菊地尚成
「レフトォ」
土谷四朗
「OK」
パシィ
高瀬塁審
「アウト!」
山田信司
「っくそ!」




