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プロローグ


久しぶりに高校野球書きます。

関東地方、千葉県のある野球場。


日本の野球の歴史は古く、明治時代には野球チームが作られた。


あの正岡子規も野球が大好きだった。



さて、そんな歴史が長い野球のある試合



【春期県大会 白虎学園-県立大付属】


甲子園では選抜高校野球が行われている中、ここではシード件をかけた地区予選が行われていた。


スコアは6回裏2死1、3塁。5ー4で白虎学園が勝っている。



そしてマウンドでは、1人の新2年生投手が上がった。


山田信司

「満。力むなよ」


熊谷満

「はい」


彼の名前は熊谷満。白虎学園高校1年生。


この大会が終わった直後、2年生になる。

持ち味は1年生ながら出した140kmの速球とキレのある変化球だ。


山田信司

「よっしゃ行くぞ!」


山田信司。白虎の正捕手。


熊谷満

「っふし!」


【ズバン】


原川

「はええな」


原川。県立大学付属高校の2年生。


【ズバン】


主審

「バッターラップ!」


投球練習が終わり、バッターボックスに原川が立った。



8番打者だが、ミート力は高い。



原川

(なんとしても、ここで同点にしなければ…)


山田信司

(初球…)


熊谷は山田のサインに頷くと、大きく振りかぶって投げた。


【ズバン】


主審

「ストライク!」


原川

(初球からインスラ…1年でインスラかよ;)


県立大学付属監督

(せっかく前園を下ろしたのになんだコイツは…)


山田信司

(熊谷、今度はここだ)


熊谷満

(はい)


【ズバン】


主審

「ストライクツゥ!」


原川

(アウトロー。ストレート…)


「原川~、原川~、打て打て~」


中川(3塁ランナー)

(投げた瞬間にスタート。)


熊谷満

(落ち着け、オレ)


また大きく振りかぶって投げた。


帆足

「ナメんな!!」


1塁ランナー帆足が走った。


【ズバン】


主審

「ボール!」


(141)


原川

「速い…」


しかし帆足が2塁に行ったため2死2、3塁


山田信司

(外野、中間)


山田が外野に指示を出す。


前川久男

(同点はやむなし)


熊谷はランナーを見つつ


熊谷満

(渾身のストレート投げてやる…)


山田信司

(ここだ)


山田はインコースに構える。


熊谷はそこを狙って投げたが


山田信司

「!!?」


ボールは高くグランドに跳ね上がり山田の遥か高く行った。


中川

「よっしゃ!」


熊谷満

「しまった!」


熊谷は慌ててカバーに入るが


主審

「セーフ」


「ワァァァァァァァ!!」


前川久男

「やれやれ…」


熊谷は呆然としてる。


山田信司

「ったく」


山田は熊谷の頭を叩く。


山田信司

「まだ同点だろうが!さっさとマウンドに戻れ!」


熊谷満

「は、はい!」


熊谷はマウンドに戻る。


これはある高校生を主点に見る。マーキー・F・ジョーイさんの作品【拾ったあの娘と甲子園!?】の番外編です。



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