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オリ主な俺と魔王、兄。  作者: 駄文商工会
本編(弟と騎士校)
8/15

兄弟と授業参観

残面 「久しぶりだな、またまた現れたぜ!

この小説は仔犬属性を持つ銀髪イケメンな俺と」


兄貴 「前世は大魔王、現世は世界の裏を統べる『真性ぶらこん大総統』な俺と」


侍女 「家事から暗殺までなんでもこなす。しかし、ドMが珠に傷!?な侍女こと私と」


バイ長「怪力を持つ、残乳少女。ツッコミ属性な親友と」


ギューン

ドグシャ!!


親友「二言目にはセクハラ発言。両刀使いの変態野郎こと風紀委員長と+αでお送りします」


残面「やっぱり俺のキャラが薄い!?」


兄貴「気のせいだ」


侍女「親友さん!!それ、私にもお願いします!!」


親友「え?」



兄貴「そんな訳で、画面の前の諸君久しぶりだな。最近出番がなかった兄だ」


侍女「そして私が侍女です」


兄貴「最近、我がいとしの愚弟が騎士学校に入学した」


侍女「はい、そうですね」


兄貴「しかし、騎士学校は全寮制だ」


侍女「そして、何故か女性である親友さんと同じ部屋なんですよね」


兄貴「そこにも些か問題を感じるが問題はそこじゃない」


侍女「そうなんですか?」


兄貴「ああ、そうだ。今問題なのは


俺の中の実に8割りを占める愚弟成分が欠乏しかけてる


という事だ」


侍女「そうですね。私としても、大総統に鞭で打たれたり、縛られたり、放置されたりと中々充実感は有りますが、

やはり弟様みたいに、素手で殴られたり、蹴られたり、投げられたり、踏まれたりというプレイも恋しいですし」


兄貴「そうだろう、そんなお前に朗報だ。なんと今日は授業参観をやるらしい」


侍女「なんと!?それでは出かける支度をしてきます」


兄貴「フム、やはり家の めいど は欲望に忠実だな。かくいう俺も人の事など言えた義理ではないのだかな…


それはそうと、今回は風紀委員長は『バイ』と表記されるらしい。


では本編スタートだ」


―――――――――――――――――――

lesson.1 風紀委員長と兄貴達


兄貴「フム、ここが騎士学校か」


侍女「なんというか大きいですね」


兄貴「よし、では愚弟の教室に向かうとするか」


侍女「教室の場所はわかるのですか?」


兄貴「愚問だな、そんなこと当の昔に調査済みだ」


侍女「流石大総統。弟様の事となるとより隙がなくなりますね」


兄貴「当然だ。俺の行動の全ては我がいとしの弟の為。

もし、弟が世界を欲するいうのなら俺は、


世界中の国家の根底を揺るがし、


崩壊させ、


その上に新たな基盤を作り上げ、そして弟に捧げるぞ?」


侍女「成る程、世界の命運は既に弟様に託されているのですね」


バイ「そこのお二方」


兄貴「なんだ貴様は」

バイ「私はここで風紀委員長をしている者です。授業参観希望の方ですね。手荷物検査を行いますので上着を脱いでください」


侍女「はい、わかりました」


スルッ←侍女さがなんの躊躇いもなく服を脱ぐ音


バイ「!?な、何故貴方が脱ぐのですか!?しかも、なんの躊躇いもなく!?こ、こんな…こんな全校生徒の目につくような場所で!?」


侍女「あら、ここ全校生徒の目につくのですか。ということは公共露出羞恥プレイっていうことなんですね!!」


バイ「貴方は鼻息を荒くしながら何を言ってるんだ!?」


侍女「ああ……全校生徒に見られながらも風紀委員長に辱しめられる私…


なんて快感」


バイ「ダメだこの人!?そこの貴方!!きっと彼女の主人なんですよね!!でしたらこの状況を変えてください、私にはとても手に負えない!?」


兄貴「ああ了解した。全校生徒の皆さん!!この学校の風紀委員長は、公衆の面前で他人の家に仕える侍女の服を剥ぎ取る趣味があるようですよ〜!!」


バイ「ウワァァァア!!誤解だァァア!!」


侍女「ハァハァ…///…」


バイ「もう誰でもいいから助けてくれぇぇぇえ!!」


兄貴「フン、他愛もない。その下らん性欲で俺と愚弟の再会を引き留めようとするからこのような目に遭うのだ」






親友「……凄いねアノ人。あのセクハラ野郎を一切寄せ付けないなんて…」


残面「……ああ、そうだな」


親友「そして、あの侍女さんも凄いね。主のためとはいえ、あそこまで躊躇わないで脱ぐなんて…」


残面「……違う」


親友「へっ?」


残面「違うんだ……アノ人は………ただMなだけなんだ…」


親友「…………もしかして、前に言ってた侍女さんってアノ人?」


残面「………ああ…」


親友「そうなんだ…ってじゃあ、今あそこで風紀委員長を足蹴にしてるのが…」


残面「……ああ、双子の兄貴だ…」


親友「…………なんていうか…凄いね…君の家庭って…」


残面「……言わないでくれ…」


―――――――――――――――――――

lesson.2 その人は…


ロリ「そこの者!!何をしておるのじゃ!?」


兄貴「なんだ?声は聞こえど姿が見えぬとは…この世界には魔法など存在せぬというのに面妖な事だ」


ロリ「ここじゃよ、ココ!!」


兄貴「ああ、なんだ子どもか…どうしたんだい、キミ。ここは君みたいな小さい子どもがいてはいけないような、あーる15な空間だよ。さぁ、お母さんの所に帰ろうね(ニコッ」


ロリ「子どもと違うわ!!妾はここの生徒会長じゃ!!」


兄貴「ム?なんだどこかで見た顔だと思ったら『ろり姫』じゃないか」


ロリ「ロリ姫言うな!!って言うか『ロリ』くらい言えるようにならんか!?」


兄貴「フム、久しぶりだなろり姫。相変わらず息災のようでなによりだ。

そして、前もいったがその背伸びしたような姫様言葉は直した方がいい。まるで似合っていないぞ?」


ロリ「やかましいわ!大体何故ここに貴様がおるのじゃ、大総統!!」


兄貴「そんなの決まっているだろう。


愛しの愚弟の授業風景を見るためだ!!!!」


ロリ「愚弟じゃと!?ま、まさか貴様の弟がこの学校にいると言うのか!?」


兄貴「ああ、見たことないのか?銀髪を長く伸ばした長身のいけめんなんだが」


ロリ「!?残面のことか!!」


兄貴「ざ、残面?」


ロリ「ああ、そうじゃ。銀髪で長身、イケメンで鋼のように鍛え上げられた素晴らしい肉体を持ちながらも、脳筋ではなくむしろ文武両道。しかしながら、『転生オリ主』を目指している残念なイケメン。略して残面じゃ」


兄貴「…………」


ロリ「しかし、『転生オリ主』になる!!というておるわりに純粋で素直でいい子じゃから、皆からは仔犬のように可愛がられておる」


兄貴「ああ、日頃の教育の賜物だな」


ロリ「まあ、それは置いといてじゃな…


そろそろアレを止めてくれぬか?」


兄貴「……アレを?」


ロリ「……ああ、アレをじゃ」






侍女「さぁ早く!私を、下品な私をその鞭で叩いて!!その縄で束縛して!!この公衆の面前で!」


バイ「イヤイヤイヤ、わ、私は両刀使いだがそのような趣味はない!?」


侍女「大丈夫です。恥ずかしいのは最初だけですから」


バイ「イ、イヤだ…その世界には行きたくない!?」


侍女「大丈夫です。さぁ早く!」


バイ「誰か助けてくれぇぇぇえ!!」






兄貴「俺には無理だな」


ロリ「ならば何故あの者を連れてきたのじゃ!!」


兄貴「アイツを刺激するような変態などいないて思ったからだ!!」


ロリ「くっ…ここで正論じゃと!?」


兄貴「安心しろ。俺にはアレを止めることは無理だが、この学校にはそれが出来るヤツがいる」


ロリ「なんじゃと」


兄貴「ん?どうやら来たようだぞ?」






残面「学校の前で何してんだァァア!!」


ガシッ

ビタン

ダムッ!!

ミシミシ…←残面が侍女を武力制圧する音


侍女「ぁ…ぉとぅとさま…ぁりがとぅござぃますぅ………ぁひゅぅ…」


残面「全くこの人は……大丈夫ッスか?バイ長」


バイ「バイ長言うな!!と言いたいところだが今はそんなことどうだっていい!

ありがとう残面!!ホントに助かった!!」


残面「いやぁ、それ程でも」


侍女「ぁひゅぅ…」






兄貴「…………な?」


ロリ「なんと言うか…いや、いい…これは多分気にしたら負けなんじゃ。うむ、きっとそうなんじゃ」


兄貴「あまり深く物事を考えるな、成長止まるぞ……………すまない、いまさら言ったって無駄だったな」


ロリ「…………(グスン」



ロリ「……あやつでキャラが薄いなら、妾はどうなるのじゃ…」


兄貴「大丈夫だ、次回は貴様がメインだからな」


ロリ「ム?そうなのか?」


兄貴「ああ、つまり次回は貴様のキャラが壊れるという訳だ」


ロリ「それはそれで嫌じゃのう…」

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