兄弟の日常 ②
弟 「またまたやって来たぜ!!
この小説は、オリ主志望の超絶イケメンな弟こと俺と」
兄貴「そんな馬鹿な愚弟のきゃらを食い潰す、この国の裏社会を統べる元大魔王、
『真性ぶらこん大総統』な兄こと俺と」
侍女「ある時は凄腕暗殺者。ある時は主に忠実な侍女。その実態は!!
真性ドMにしてストーカー予備軍!!
この小説のR-15は私のためにある!!な侍女こと私でお送りします」
弟 「馬鹿な!?この面子だと俺のキャラが薄いだと!?」
兄貴「さて、画面の前の諸君、ごきげんよう。
今日もれっすんに入る前に軽く予習をしようじゃないか。
今回は我が愛しの愚弟からの視点出はなく、最近雇う事になった侍女からの視点でお送りすることになる。
しかし、今までの流れからすると視点になったものは、作者にかなりの空気扱いされる。
つまり今回の場合、侍女が空気扱いになり異常なまでに長い台詞も簡略化されること請け合いだ」
侍女「え〜、そんなぁ〜」
弟 「ある意味それが正解かもな。この人の性癖的に」
兄貴「そういう訳で前回のような『えすえむあーる15ぷれい』を望む方がいるかも知れないが、今回そういう展開はないので御勘弁を、だ」
弟 「そんな人いねぇと思うけどな…」
兄貴「では、本編すたーとだ」
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lesson1.兄弟の日常(侍女視点)
私 「ふう、今日もいい天気ですね。コレなら洗濯物も夕方には乾きますね♪
…い、今なら大総統の下着をいくつか拝借しても…ってあれは大総統と弟様?何をしているんでしょう」
兄 「愚弟よ」
弟 「なんだ?兄貴」
兄 「すまないがこのメモに書いてある物を買ってきて欲しい」
弟 「えー、そんなの兄貴が自分で行けよ」
兄 「むっ、いいのか?町に出るという行為はそれだけ美女と出会う確率も高まる」
弟 「つまり、美女美少女の確率が割と高いこの街でなら何かしらのフラグが建つ可能性があると…しかも、
兄貴が出歩いたらそれこそ逆ナンで絶世の美女とか捕まえてきそうだし…
よーし!兄貴ィ、その御使い頼まれた!!
ここは大船に乗ったつもりで待っていてくれ!」
兄 「うむ、素直でよろしい。ならば代金は余る筈だから、それで服装を一新してくるといい。お前は中身はともかく見た目はいい。最近の流行を取り入れれば街の者達から一目を置かれる事請け合いだ」
弟 「なんだかスゲェヒデェこと言われてるけどをしてるけどそんなこと気にしちゃいられねぇ。サンキュー兄貴ィ、これで俺は勝つる!!
うぉぉぉぉぉお!!待ってろよ〜まだ見ぬ俺の子猫ちゃん達ぃ!!」
私 「…………お、弟様、行ってしまわれましたね…」
兄 「ああ、この買い物メモを忘れてな」
私 「…………よろしいのですか?」
兄 「全く良くない。だからアイツは後でお仕置きだ。
で、すまないが代わりにそれを買ってきて欲しいのだが」
私 「畏まりました」
兄 「それと、何故持っているかは聞かないが、その手に持っている俺のぱんつは干しておくように」
私 「…………畏まりました(チッ)」
兄 「お前、一週間俺の部屋に立ち入るの禁止だ」
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lesson2.弟、スーパーオリ主タイム(笑)
弟 「兄貴ィ!!」
兄 「なんだ、愚弟よ」
弟 「俺と勝負だ!!」
兄 「ああ、いいだろう。それで、何で勝負するんだ?ちぇすか?ぽーかーか?ぶらっくじゃっくか?それともりばーしか?」
弟 「なんで全部頭使うゲームなんだよ!!
それじゃ、俺に勝ち目がないだろ!?勝負っていうのは体術だよ、体術!!俺、今度騎士学校に入学するんだよ、だから体術で勝負だ!!」
兄 「騎士学校なのに体術なのか?」
弟 「入学説明会の時の話だと、入学早々剣に触らせると怪我する奴がいるから、はじめは体の動かし方を覚えるのが先なんだとよ」
兄 「フム、一理あるな。ところで愚弟よ…
戦場で前に出て戦うよりも、指揮を飛ばして完全勝利を手中に納める士官職の方が、
すまーとですたいりっしゅだと思わないか?」
弟 「…………確かに」
兄 「ならば今からちぇすで練習しようではないか。何、お前が勝つ道理などはじめから存在しない。玉砕覚悟でかかってこい」
弟 「応!!胸を借りるぜ、兄貴ィ!!」
兄 「ふふふ、可愛いなぁ、お前は」
私 「…………弟様ァ…」
兄貴「よかったじゃないか愚弟よ。今回でお前の印象も大分変わると思うぞ?」
弟 「よかねぇよ!!バカじゃねえのか作者!!いくらタグに『馬鹿な弟』って有るからっていくらなんでも俺、バカすぎるだろ!!」
兄貴「む、そうか?巷では馬鹿な方が母性本能くすぐるから可愛くて好きだっていうお姉さん達が多いと聞くが…
「俺、バカでいい!バカ万歳\(^o^)/」
ああ、お前は本当に馬鹿だなぁ。まあ、そこが可愛いんだがな」
侍女「なんっていうか…ダメ兄弟のですね」
兄弟「「お前にだけは言われたくない。(ねぇよ!!)」」