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世界に観測されていた俺たち、最強の影がその仕組みごと壊しました  作者: 慈架太子


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第31話:侵入者

エピローグ:最強の、その先


王都。


ざわめきに包まれていた。


「……嘘だろ」


「大隊が壊滅……?」


「しかも、たった数人で……?」


噂は、一瞬で広がった。


そして――


「……例の“禁忌”か」


評価の反転


王城。


玉座の前。


騎士団長が跪く。


「報告します」


「対象レオン――」


一拍。


「敵ではありません」


沈黙。


「むしろ――」


「国家戦力として必要です」


ざわめき。


「……ふざけるな」


貴族が叫ぶ。


「危険因子だ!」


「制御できぬ力など――」


その瞬間。


ドンッ


扉が開く。


帰還


現れる。


レオンたち。


そして――


シオン。


白い髪が揺れる。


空気が凍る。


「……なっ」


「何故ここに……!」



一歩。


シオンが前に出る。


「対象の再評価を要求」


静かな声。


だが――


全員が動けない。


「拒否する場合」


一拍。


「排除」


沈黙。


完全な支配。


ざまぁ開始


さっきまで叫んでいた貴族が震える。


「ひっ……」


「ま、待て……!」


レオンは一言。


「別にいいぞ」


沈黙。


「敵でも味方でも」


「勝手に決めろ」


その余裕。


完全に立場が逆転していた。


王の判断


王が口を開く。


「……協力を要請する」


「対等な立場でな」


沈黙。


セレスが小さく笑う。


「やっとね」


ヴァレリアも。


「遅すぎるわ」


エルザが一言。


「……妥当だ」


ミレイユが呟く。


「……効率的」


その後


王都の外。


新たな拠点。


氷の建屋。


以前よりも――


大きい。


日常


「はい、これ」


セレスが皿を置く。


「今日は私が手伝ったのよ」


「味見した」


ヴァレリア。


「……問題ない」


エルザ。


「栄養バランス調整済み」


ミレイユ。


沈黙。


レオン。


「うまいな」


全員。


「「「「でしょ!!」」」」


シオン


少し離れた場所。


シオンが立っている。


「……試す」


その瞬間。


地面が揺れる。


ズズズ……


アンデッドが現れる。


数体。


だが――


様子がおかしい。


「……動作確認」


シオンが手をかざす。


「ヒールバレット」


放たれる光。


アンデッドに当たる。


本来なら――


消えるはず。


だが。


傷が、塞がる。


沈黙。


「……適応」


次。


「ホーリーバレット」


発射。


別のアンデッドへ。


直撃。


爆ぜる。


だが――


崩れない。


むしろ――


“強化”される。


「……変換成功」


さらに。


「ピュリフィケーションバレット」


放つ。


アンデッドに当たる。


浄化ではなく――


“最適化”。


不純物が削れ。


より洗練された存在へ。


異常


ミレイユが震える。


「……理論崩壊してる」


セレスが引く。


「アンデッドに回復って何よ……」


ヴァレリアが苦笑する。


「もう何でもありね」


エルザが一言。


「……強すぎる」


シオンの視線


シオンがレオンを見る。


「あなたの魔法」


一拍。


「再定義した」


沈黙。


レオンは一言。


「そうか」


最後


夕日。


並ぶ。


六人。


(+三人)


セレスが笑う。


「ねえ」


「なんだ?」


「どこまで行くの?」


沈黙。


レオンは答える。


「上だな」


「どこまで?」


「行けるところまで」


シオンが静かに言う。


「なら」


一歩。


「観測する」

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