表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界に観測されていた俺たち、最強の影がその仕組みごと壊しました  作者: 慈架太子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/44

第21話:一人で戦う理由

第21話:一人で行く理由


朝。


森は静かだった。


「……レオン?」


セレスが目を覚ます。


いない。


建屋の中にも、外にも。


「……あれ?」


ヴァレリアも出てくる。


「いないわね」


エルザが周囲を確認する。


「……気配がない」


ミレイユが地面を見る。


「足跡……一人で出てる」


沈黙。


「……単独行動?」


レオン側


森のさらに奥。


レオンは一人で歩いていた。


「……やっぱりな」


気配。


強い。


昨日よりもさらに濃い。


(あいつら連れてきたら面倒だな)


理由は単純だった。


・巻き込みたくない

・もっと試したい

・限界を見たい


「一人の方が早い」


ヒロイン側


「……何考えてるのよ」


セレスが苛立つ。


「勝手すぎるでしょ」


ヴァレリアが腕を組む。


「……でも」


エルザが言う。


「強い敵だと判断したのだろう」


ミレイユが呟く。


「……私たちを守るため」


沈黙。


「……それが一番ムカつく」


セレスが言う。


「一人で全部やろうとするところ」


遭遇


レオンの前に現れる。


影。


巨大。


人型。


だが――


異質。


「……こいつか」


黒い鎧。


歪んだ形。


“完全上位種”。


「……いいな」


開戦


瞬間。


消える。


ドゴォンッ!!


衝突。


重い。


(……強い)


今までで最強。


だが――


「いける」


アクセル。


加速。


連撃。


だが――


「……っ」


止められる。


反撃。


ドゴォンッ!!


吹き飛ぶ。


「……いいな」


笑う。


限界


立ち上がる。


魔力吸収。


流す。


だが――


「……足りないか」


押される。


明確に。


「……久しぶりだな」


追い詰められる感覚。


(これだ)


心臓が鳴る。


ドクンッ!!


一方その頃


「……行くわよ」


セレスが立つ。


「止めに行く」


「同感ね」


ヴァレリア。


エルザが頷く。


「……放置はできん」


ミレイユが一言。


「位置、特定する」


魔力探知。


「……いた」


全員、同時に飛ぶ。


極限


レオン。


膝をつく。


「……いいな」


笑う。


だが。


「まだ足りない」


敵が迫る。


一撃。


その瞬間。


「レオン!!」


声。


振り向く。


四人。


飛んでくる。


沈黙。


「……来たか」


セレスが叫ぶ。


「バカ!!」


ヴァレリアも。


「一人で何やってんのよ!!」


エルザが前に出る。


「ここからは全員だ」


ミレイユが構える。


「戦力、再構築」


レオンは立ち上がる。


「……いいな」


笑う。


「じゃあ、やるか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ