孤独のChristmas
今回の詩は、クリスマスの少し前に、三人の友人に単語をひとつずつ出してもらい、それに合わせて書きました。クリスマスと嘘と雪ウサギだったので、難しかったですが、孤独に苦しみ悲しんでいる人の心を書くことができたと思います。
季節がずれているのは、できればお気になさらないでください((汗
孤独のChristmas
偽りの自分のまま仰いだ空は 白い雪が舞い始めて
White Christmasになりそうだと 独り思う今日
間違いを重ねた日々 もう取り戻せないと知っていても
僕の心が望むのは この冷えた手を温めてくれるぬくもり
誰もいない右側向いて 淋しいと呟くよ 独り
せめてもと作った無様な雪ウサギ 淋しげなのは僕のせいかな
苦しいと叫ぶ僕の心は もう二度と救えない
そばにあるのは 独りきりの冷たい孤独
偽りの自分のままのぞいた窓は 他人の笑顔を映していて
Merry Christmasと聴こえそうだと 独り思う今日
苛立ちだけ残した日々 もう取り戻せないと知っていても
僕の心が望むのは ただ一言のありがとうをくれるぬくもり
誰もいない右側向いて 哀しいとつぶやくよ 独り
時に溶かされた無様な雪ウサギ 哀しげなのは僕のせいかな
苦しいと叫ぶ僕の心は もう二度と戻らない
そばにあるのは 独りきりの冷たい孤独
呆れるほどに空っぽの僕 満ちているのはただの哀
見えない壁が僕と愛を遮る 伸ばした手は届かない
そばにあるのは 独りきりの冷たい孤独
僕の心が望むのは まだ届かない愛のぬくもり
誰もいない右側向いて 淋しいとつぶやくよ 独り
哀しいとつぶやくよ 独り