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こころ。  作者: 三風
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空色ロード

 今回は、連載一回目なのですこし明るくも切ない感じのするものを載せました。


 これは、十代の不安定な心を、優しく、あたたかく包んでくれるような詩です。

 詩の中では、空という大きなものと小さな自分とが、どこかで繋がっているという安心感を与えてくれます。また、どことなく励まされる感じがするのは、私だけでしょうか?

空色ロード




僕らは青空の下を歩く いつもいつも歩く

青空の下を歩くと 頑張れる気がするんだ

だけど 時々青くない空の下を歩いたときは

なぜか僕まで少しだけ 涙がこぼれてくるんだ


僕らの空の向こうには 輝く太陽が住んでいて

泣いたり笑ったりするんだ


きっと明日の空は 今僕らの描く絵と

そっくりの顔して 僕らを見つめているんだ

だけど明日の空は 少し照れ笑いをして

茜色になっているかもしれない



僕らは星空の下を歩く いつもいつも歩く

星空の下を歩くと 落ち着ける気がするんだ

だけど 時々星のない空の下を歩いたときは

なぜか僕まで少しだけ 涙がこぼれてくるんだ


僕らの空の向こうには 輝く月と星が住んでいて

泣いたり笑ったりするんだ


きっと明日の空は 今僕らの歌う歌と

そっくりの声して 僕らに呼びかけているんだ

だけど明日の空は 少し照れ隠しをして

すみれ色になっているかもしれない



きっと明日の空は 今僕らの笑う顔と

そっくりの顔して 僕らに笑いかけているんだ

だけど明日の空は 少し僕らの笑顔より

明るい色になっているかもしれない



いつか僕らの空の下で 逢えたらいいねと

僕らの瞳が映すのは 大きな僕らの空

いつまでもいつまでも 僕らの空を映す


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