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1話

 

 暇つぶしにでも読んで頂けたら幸いです


 また、お手隙の際にブックマーク、感想、レビュー等、お待ちしております。

 評価などもして頂けると作者の励みになります

 

 週に2、 3話は投稿するつもりですが、仕事の都合で遅くなる場合もございます。気長にお待ちください





 西暦2030年世界各地へ一斉に、とある門が現れた。それは高さ5メートル、横幅は3メートル、厚さは2メートル程の大きな門だった。


 この、全部で7つの門が現れたことにより、現世界。平たく言えば、この世界が激変していくと誰が予想できただろう。



 



  


 「ふーん…」

 「アンタ少しは真面目に授業受けなさいよ」


 「ホイホイ」



 もう、と呆れた顔で此方をジト目で睨みつけてくるのは、同じ専攻を学んでいる友達である、平野茜(ひらのあかね)だ。


 出会いは、茜が入学式を終えて寮へ戻ろうと彷徨っていた所を助けてあげたのが始まりだ。その後は、一緒の専攻だったことも手伝って仲良くさせてもらっている。


 


 夏が終わり秋に入った後から俺達の学んでいる異世界について詳しく授業が始まる。


 入学から夏休みまでは、異世界へ行く為の準備期間?らしい。俺には詳しく分からないが、向こうで適応するために薬品や訓練によって身体能力を底上げしたらしい。




 

 異世界について詳しい授業というから期待したのに、初歩の初歩。こんな当然の知識を授業なんて真面目に授業受けるのも馬鹿らしいよな。


 隣で熱心に初歩の初歩である授業を聴いている女生徒もいるが。



 


 

 「それでは、これで3限の異世界初歩知識について講義を終わる」


 と言って、禿げあがった頭が豆電球に似ていることから豆と呼ばれている教師が退室していった。


 「本当に(かなで)は呆れちゃうわ、初歩知識だからって侮ってはダメなのに」


 「俺は前もって民間で調べれることは全部調べ尽くして頭に入ってるからな」


 

 

 まず、異世界門(いせかいゲート)と呼ばれている門は世界に全部で7つある。


 その内、俺の住む日本にも1つ現れた。


 場所で言うと愛媛県に現れたんだ。


 今、愛媛ってどこ?って思ったやつ。

 正直に手あげろ。許してやるから。


 ってほどに、愛媛は何もない。強いて言うならば伊予柑、瀬戸内海から採れる新鮮な海産物、後は真珠の養殖くらいだろう。


 そんな愛媛のどこに現れたかと言うと、四国カルストだ。

 

 四国カルストとは、標高1400メートルのカルスト台地で日本三大カルストと言われ、愛媛県と高知県の県境にある。


 日本のスイスとも呼ばれていて美しい景色と、放牧されている牛たちが織りなす風景はまさに絶景だった。



 その四国カルストの1番標高がある天狗高原と呼ばれる場所へ門が開いた。


 直ぐに、その門は発見され観光客から警察へ。警察も調査しきれず、国へ報告し専門の捜査チームが立ち上げられた。



 


 


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