漫才「異世界転生」
初めて漫才を書きました
ツッコミ
「異世界転生したい」
ボケ
「突然どうしたの」
ツッコミ
「異世界転生がしたいのよ。もうこの世に未練はないから、中世ヨーロッパとかで魔法使いとかになりたい。あわよくば現代の知識を持って大活躍したい」
ボケ
「待って待って、異世界転生ってなに」
ツッコミ
「異世界転生知らないの?異世界転生ってのは、何かの拍子に現代とは違う場所に飛ばされちゃって、心機一転そこで生活を始めるって感じなのよ」
ボケ
「そういうアニメあるって聞くな。あんまり知らないから分からないけど」
ツッコミ
「そうなんだ。そしたら今日は俺が異世界転生について教えてあげるよ」
ボケ
「ありがとう!早速なんだけど、どうやったら異世界転生できるの?」
ツッコミ
「いい質問ですね〜。基本的には、不慮の事故で命を落としたら、転生してたってパターンが多いかな」
ボケ
「おお〜。結構唐突なんだな。やっぱり異世界にはスマホとか現代の持ち物は持っていけないの?」
ツッコミ
「持っていける場合もあるけど、スマホとかは基本的に使えないことが多いかな。電波とかないしね」
ボケ
「そうなのか〜。やっぱり神様の不注意で死んじゃったりしないとスマホは使えないよね」
ツッコミ
「異世界はスマートフォンとともに見てた???」
ボケ
「なにそれ?」
ツッコミ
「あぁ見てないか。ごめんごめん。とにかくスマホとかは持っていっても使えないからあまり役には立たないんだよね」
ボケ
「ほんとに異世界で新しい生活を始めるって感じなんだ」
ツッコミ
「そうなのよ。でもスマホが使えないって言っても、やっぱり異世界では珍しいものだから高値で売れたりもするんだけどね」
ボケ
「ミーティアのことね」
ツッコミ
「Re:ゼロから始める異世界生活見てた???」
ボケ
「なにそれ?」
ツッコミ
「ごめんごめん、気にしないで」
ボケ
「急に喋られるとすごーく驚くんだから」(エミリア風に)
ツッコミ
「エミリア推し???」
ボケ
「さっきから何なんだよ。何も知らないよ。俺はずっとこういう喋り方なんだから。」
ツッコミ
「そうだったかなあ?まぁとにかく、異世界転生って言っても最初から上手くいくわけじゃないから、最初は魔法とかも使えないし、コツコツお金を貯めたりするんだよね」
ボケ
「なんか現代とあまり変わらないな」
ツッコミ
「それでもやっぱり魔法の世界とかって憧れるよなあ」
ボケ
「それはやっぱり憧れるよな。例えば俺が無職だったとしても、ステータスが変わって異世界に転生したら本気で頑張ろうって思うだろうし」
ツッコミ
「無職転生も見てるな?」
ボケ
「なんだよ、それ。聞いたことない四字熟語出すなよ」
ツッコミ
「さっきからなんか怪しいよな。まぁいいか」
ボケ
「でもやっぱり一人だけだと寂しいよなあ。実際に転生してもどうすればいいか分からなそう」
ツッコミ
「それは大丈夫。徐々に仲間が増えていくし、最初から仲間の女神様がいるパターンもあるから」
ボケ
「アクアちゃん可愛いもんな」
ツッコミ
「この素晴らしい世界に祝福を!見てる???」
ボケ
「なんだよ、それ。長い名前だな。見てないよ」
ツッコミ
「嘘つけよ。もう言い逃れできないだろ」
ボケ
「でもやっぱり僕はめぐみんかなって思うんですよね」
ツッコミ
「お前やっぱりこのすば!好きだろ」
ボケ
「知らないものを略すなよ」
ツッコミ
「あと、お前高橋李依さん好きだろ」
ボケ
「誰だよ、全然知らないよ」
ツッコミ
「出身高校は?」
ボケ
「たかは私立りえ高校」
ツッコミ
「お前ファンクラブ入ってるだろ」
ボケ
「なんだよ!入ってないよ。誰がりえりーのこと好きって言ったんだよ」
ツッコミ
「もうりえりーって呼んじゃってるじゃん。大好きじゃん」
ボケ
「好きですが、なにか?」
ツッコミ
「蜘蛛ですが、なにか?みたいに言うなよ。お前本当は異世界転生大好きだろ。この時間無駄になったじゃねえか」
ボケ
「死に戻りするか」
ツッコミ
「もう良いよ」