プロローグ
初めてなので温かい目で見守ってください。
プロローグ
ある晴れた日、いま俺は死にかけてる...原因?簡潔に言うと同じ部活の朝倉騎空と出掛けた時に強盗に心臓を撃たれて瀕死の状態以上。あぁ目の前で騎空の奴が叫んでやがる傑作だなぁ。
どんどん真っ暗になっていく空をみながらこう呟いた
「今度生まれるなら...たくさん...世界を....みて..みたいな...」
その言葉を最後に俺は死んだ。正直、こん時の俺は天国か地獄どっちかに行くと思ってた。しかし今日に限っては驚きの連発だった。
「...はぁ、なんなんだよ今日は強盗に遭遇したと思ったら死んで、今度は訳のわからん空間って...はぁ。」
「零八さんどうしました?」
ふと声のした方向に体を向ける
「あんた誰?見た限り...コスプレの方か?」
見た目は神話とかでよく見る白い服装で髪はブロンズヘアーで少し柔らかい声の女性が目の前に立っていた。
「喧嘩売ってるの?まぁいいわ、私は女神のレイヤよ。貴方に神の加護?的なやつを授けにきたのと異世界に転生してもらおうと思ってきたのよ。」
う〜ん半信半疑が俺の反応かな半信の方は女神ってこと確かに俺は死んだ、間違いなく銃で撃たれたのを覚えてる。そして、この空間で最初見た時周りに誰もいなかったはずなのに急に現れた...そこを考えるとあながち女神ってのは当たってるんだと思う。
半疑の方は異世界転生の方だ、俺を転生するメリットが見つからない。このレイヤとやらの目的がまったく読めない...なにがねらいだ...何より神の加護って...本当になんなんだよ...
そんな思考を頭の中で巡らせながらレイヤの提案を受けいれようと思った。
「答えは出たかしら?八雲零八くん?」
「はぁ、不本意だが....よろしく頼む」
そう言うと目の前から光の粒子が飛び交っていた
「なんだこれ?」
「いまから私が言うのちゃんと聞いてね」
「わかったよ」
ニコッと笑顔でいまから行く世界の説明をし始めた
「貴方のいく世界は魔王がいるわ」
その一言で超がつくほど生きて行けるか不安になった。なんで魔王がいるんだよ。本当にどうなってるんだよ俺の人生は自分でも絶望するぜまったく...
「難しい顔してるわね...」
「気にすんな、もともとこういう顔だからな」
「本当にあの世界にいたら人生楽しめそうだったろうに。」
「御託はいい女神さまよ」
「はいはい、加護の方はどうしよっか?」
そういえばそんなこと言ってたな。忘れたわ〜...まぁ、ある程度決めてるんだけども...
「加護はいい、代わりに身体能力ください」
ポカーンとした顔でこちらみつめる女神、なんか変なこと言ったか?
「えっと、それだけでいいの?」
「まぁ、特にこれといった能力とかいらないからな」
「ダメよ、女神命令で貴方には能力を幾つか与えるわ!」
「オレに拒否権は?」
「ないわよ?」
誰だよこんな横暴女を神にした人?いや神か?どっちでもいい、仕方ないのか〜
「わかったよ...」
「それじゃあ、能力は異世界に行ってからのお楽しみってことで行ってらっしゃーい」
なんでこんなに疲れるんだろ、神様って...あれ?目の前が急に...その日を境にオレの日常は非日常へと変わった。
次回から異世界での暮らしスタート彼の繰り広げる異世界ワールド楽しみに!