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011 御都合というもの

011 御都合主義というもの



素晴らしいスキルを手に入れたと思ったが、問題が起こった。

だが、それを覆す有益情報を得た。

きっと神が俺についている。御都合主義でGO!





俺とカリラは王都近辺までやってきた。

道中のレベルアップが捗った。


定期馬車、商隊馬車、そして安宿を巡る20日間の旅。

馬車隊に寄生しての旅だった。

俺もカリラも冒険者だから、護衛として安く雇ってもらった。貯金も一応あるし。

カリラはもう首輪をしているフリなんてしてない。

街を発つ際、彼女を奴隷から解放した旨の書類を提出し、冒険者ギルドでも手続きをした。

いちいち首に首輪が無いのを隠すよりもさっさとこうしておけばよかった。


馬車には傭兵が付く。

傭兵達に比べ、俺たちは格安で雇ってもらった。

どれぐらい安いかというと、危機の際戦う契約で、報酬は道中の食料。金銭は無し。

俺はともかく、カリラは結構弓の腕があるので、傭兵達は「自分を安売りしすぎじゃないか?」と言っていた。


馬車隊だからか、盗賊は襲ってこなかったが、モンスターはめっちゃきた。

ここが人間とモンスターの違いだろう。野生動物とも違う。

それなりに警戒心はあるようだが、連中はとにかく人間を襲うのが生きる目的みたいなところがある。


そんなわけで、道中、付いたり離れたりで平均15人ぐらいの傭兵の方々を戦闘中テイムさせてもらっていた。


レベルが1つ上がった。

経験値の表示が無いから微妙だけれど、見えないだけで蓄積もされているんだろう。

テイムによるレベルアップは、どうやらその本人と同じだけ経験値がもらえるものらしい。

俺たちは金銭を貰ってない分、馬車の側で商人や旅人達を守る役目だった。

これは俺達の雇い主による配置なので、お金を払ってない分逃げられない様にという配置だったのかもしれない。

道中で倒したモンスターは俺とカリラ合わせて13体。

傭兵達はその10倍ぐらい倒している。

一緒に旅した人達は皆んな「モンスターが多すぎる」と言っていた。


王都への道がこんなに危険でいいのかよまじで。


だけども、レベルアップができたから良い。





王都に着いた俺たちは、まず冒険者ギルドに向かい、依頼を受けた。

まずは薬草集めから。

初心を忘れず。ここではまだ新参者だからね。


しかし、報酬の額がどれもこれも少し高い。

難しい依頼になるほど、高くなっている。

やっぱ地域格差的なものがあるんだろうか。

お金あるところは給料も多いみたいな。





「よっしゃああああああああ!!」

「レオ、ちょっと、落ち着いて」

うっかり叫んでしまい、カリラにたしなめられる。

どうよ。恋人みたいだろ?

だけど俺まだ童貞なんだぜ。


ともかく、王都に来て10日程経ったある日。

最近モンスターが増えすぎているという事で、軍が動いたのだ。

やっぱり道中のあのモンスターの多さはおかしかったのか。


特別編成された1000人隊が、王都周辺の森で10日間間引き作業をする事になった。


その間は冒険者ギルドもモンスター討伐関係の依頼は特別なもの以外休業する。

モンスターは冒険者達にとって飯の種ではあるものの、多すぎても逆に危ないので軍の出動について文句は無い。

むしろ、増えたモンスターのせいで怪我人が結構出てたみたいだし。


10日間、というは食料の問題らしい。

1000人だもんね。



王都城郭門付近には見送りの住民達が手を振って1000人隊を送っている。

俺たちもその中に混ざっている。

瞳をキラキラさせた少年が隊列を追って走っていくのを見ると、微妙に心が痛む。


俺はなにもせず、彼らに働いてもらうだけ。


流石に歩いていく人全部はテイムできなかったけれど、テイムを掛けた分は全部成功した。

811人テイムできた。

ちょっと自分でも意味わからん。

ギルドカードの従魔欄が、なんかべったり塗りつぶされている。




10日間でレベルが30上がった。


色々ヤバイと思った。


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