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指先の涙

作者: 夏希



あの人がいない


そう別れたのだから仕方ない


幾度夜に目覚めても

幾度朝が訪れても


夜に目覚めてあなたを探す

居るはずもないのに


朝の眩しい陽射しの向こう側

あなたが居るようで目を細める

居るはずもないのに


ただいまと帰って来るようで

一人涙を流す




二人でないと眠れないあなたは

今どうしているの


無口なあなたは

今どうしているの

寂しくはないの


会いたいと思う


あなたのコーヒーカップ

あなたの場所


あなたの笑顔


あなたが居ないと

何もかもがつまらない


もう一年になるのね


追い求めるより

愛するより


あなたを忘れる為の時

あなたはもう居ないのだから



涙をふいた指先が乾く頃


やっと言える愛していたと


待っていたの


私色の毎日を








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