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わんだりん

星が変わって、月が何回も満ち欠けを繰り返した。


変わらず畑仕事をしていたら、街に繋がる道を十数人の日本の“少年達”がやってきた。


「あの!僕たち、レッドの人からここに行けって言われてきました!」


これが何組目かすら忘れたが、人口は二百を越えて家屋と家庭ができ、自炊をし自立するものも増えたのだが、そこは若さか社食じみた食堂に来る物は後をたたない。


そしてアノレンジャーは誰一人還らぬっ!

いっちゃなんだが、いよいよオレ来年が二十歳だ。

アバ体がなんも変わらないから、年は増えたが老けない永遠の15才だ。


存外にツラい。


「根本的に帰れないから人が増えるばかりなんだよ…」


「わたしは、いつかそうなるんじゃないかと思っていましたが?」


悪の国家体制から勇者を攫い、世界中の憂いを挫くレンジャー軍ってなんだと思います?


山野に広がるのは、サスケばりのアスレチックスとレンジャー訓練生達。

あいつら帰ったとか、国連がどうとかの割にアジトそのものへの連絡はまったくないんだわ。

もう訳がわからないよ。


土産話しに、ヘリコプターが飛竜を撃ち落としたりしてなんて聞くけけど、なして避けられてるんだろうか。


確認のために旅に出ると、すれ違いになりそうだし。


…本格的な旅はしたことないからな。


どうするオレ。



今宵はクリスマス。


7首鳥が狩られ血の赤で染まりし狩人が夜中に訪れる夜。


…猟奇。

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