どくだみの力
「俺らは影丞が思ってるより強いから大丈夫だよ」
真一が、そんな事を言うが心配してるのはそこじゃない。
交渉材料とかどうすんのさ?
「…その為にボスを倒す」
褒美に異世界人の身柄を要求するとか無茶苦茶いいますね?
でも、平野は人と人の戦争があるから、召喚勇者にされてしまった日本人を安全な場所で保護するのは否定できないか。
「本人の意志にもよるけど、英雄とか戦争に憧れてても殺しあいをしたい奴はいないと思いますからね」
いつの間にか、後ろに来ていたユウ君が口を挟んできた。
「僕らはみんな新興国でやってきちゃいましたから…」
そうだったね。Cにランク上げるのに犯罪者の討伐もあったっけね。
健と真一も未だにDなのはまだ経験ないからだし、犠牲者を増やす必要はないっていいたいんだね。
「前にも話したけど、手掛かりくらい掴めるかもしれないからさ。噂がでたら俺たちが出来るだけの事はやって来ようかと思うんだ」
「冒険者ランクはあげるつもりはないけど、どこにでも駆けつける“最強の集団”がいたら異世界召喚がなくなるかもしれないだろ?」
ああそうゆう事か、本当に無茶苦茶じゃないか。
「いまからおれ達がやるのは、気まぐれで勇者じゃなくて、異世界人の窮地に必ず現れるヒーローだよ」
戦隊物故に5人で止めたと申すか 、残念ながら発想が遊びだったけど、お前ら二人で普通の人は勝てないらしいから過剰戦力なんじゃ?
「統治とか考えなけりゃ一つの国くらい落とせそうだよな」
「出来るだろうけど、天罰とかくらいたくない」
「ああ言うのは、何で返されるかわかんないからねー」
ガキんときに、悪さしてから罰当たりな行為は基本的に控えてるからな。
「やってもいいけど、オレを抜かすな」
「「影の総司令官で」」
ーらじゃ!
でも、総司令官じゃなくて“影の総司令官”って権力ないじゃん。
「それじゃ、司令この服洗濯しといてくれ」
「司令、ご飯の時間になったら帰ってくるから頼むね」
健が土の付いた上着を投げ渡し、真一は大工さんのとこに向かっていった。
はい、呼び名が変わっただけですた。
「影丞さん騙されてますよ?」
雅美ちゃんから指摘されたが、オレは別に騙されてないただ流されてるだけだ。




